日々の生活、サイト更新、趣味愚痴その他をつらつらと。
…コン、コン…
不意に耳元近くに響く音に驚いて顔を上げれば、運転席の外に立つリョウの姿。いつものとおりジャケットを羽織り、左手をけだるげにポケットに突っ込みながら。開いた右手で、運転席のウインドウをこつりと叩く。そんな姿でさえ無性に愛おしくて、この姿を見られなくなる…離れなければいけなくなると思ったら、きゅうと胸が締め付けられるような痛みが走った。「…ど、どうしたの?教授、帰っていいって…?」頬を流れる涙をくいと拳で拭い、すんとひとつ、鼻をすすって声を調えてから外に出る。まだ少し冷たさの残る外気が、涙の跡をひんやりと撫でていくのが悔しくて。今度はごしごしと拳で拭った。

「…悪かったな」たったひとつ、小さく呟かれた言葉。いろんな意味が込められてるのだろうケド、それが何を意味するのか…記憶のあやふやなリョウをこれ以上戸惑わせてもしかたないので、ふるふると首を振る。「ううん…大丈夫。何でもないから」「いや…俺が悪かった。お前を不安にさせちまったからな」「…え…?」そこにあるのは、少し照れたような、気まずげな表情(かお)。その甘さを含んだ視線に、思わずとくりと胸がなったけど。ううん、そんなコトより、今、私のコト、"お前"って言った?それに何だか、さっきまでのよそよそしい、他人行儀な堅苦しさが無くなって。そう…何だかまるで、いつものリョウのような…。

「俺ともあろう者が、階段から転げ落ちて記憶を失うなんざ…ったく。シャレにもならねぇ」「…リョウ?もしかして記憶…」「…あぁ。すっかり元通り。俺は万年ハタチのもっこりリョウちゃん♪で、お前は、鬼より恐いハンマー使いのパートナー…だろ?」にやりと笑う、嫌味なまでのその笑顔は、まごうことなく、いつものリョウの"それ"で。その憎たらしいまでの自信満々な笑顔に、我を忘れ、思わず飛び付いてしまった。「リョウ…っ!!よかった…よかった、リョウ…っ!!」

「悪かったな、心配させて」「よかった…でも、ホントにもういいの?」「あぁ。お前がしかめっつらして逃げ出してったんで、すっかり目が覚めたわ」「しかめっつらって…!!」「まぁーったく、恐かったぜぇ?まるで鬼みてぇな、すっげぇ形相でさ」肩をすくめ、大袈裟に両手をあげてみせるケド。そんなおちゃらけたポーズのあと、ふいにくしゃりと頭を撫でられた。「よりによって、今日この日にこんなコトになるなんて、な。…すまん」頭を撫でる手つきは限りなく優しいのに、その瞳には一抹の憂いがあって。そんなリョウは見たくない、悔しいくらいに自信満々なリョウが見たいと、首を振る。「ううん…いいの。元のリョウに戻ってくれたなら…それでいいの」

「ばぁーか。無理すんなって。"よくも私のコト忘れたなっ!!"って、素直に怒りゃいいんだよ」「そんな…」「でも、まぁ…あれだな」「…?」私の髪の毛をくしゃりと一度、かきまぜて。その手を躊躇しながら、己の口元に持っていく。「…お前の涙にやられたよ。正直、あれで目が覚めた。さすがは俺のパートナー…だな」照れ臭そうにそう言って、すっと細めたその漆黒の瞳から、優しくやわらかな視線を送られた。「リョウ…っ!!」

パートナーとして、認めてくれるの?これからもずっと、リョウの傍にいていいの…?「…悪かった」再度、ぽつりと呟くような謝罪の言葉。それが私という存在を忘れたコトへの謝罪なのか、先程、私をひどく傷つけた言葉への"それ"なのか…は、もう、どうにでもよくなって。リョウが私という存在を忘れてしまう…なんて最悪の誕生日なんだろうと思ったケド。でも、リョウが私をパートナーとして認めてくれてるなら…傍にいるコトを許してくれるのなら。もう、何もこわくなかった。それだけで、もう十分な誕生日のプレゼントだった。「…ったく…しょうがないわね」あふれ出てきそうな涙を指先で拭いながら、すんと鼻をすすって笑顔を見せて。渋々という体で承諾のセリフを吐いて苦笑してみせれば、照れ笑いしたリョウの顔とぶつかって。お互いくすりと、笑みをこぼしあう。「おかえり、リョウ」「…ただいま、香」
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【2010/03/31 20:24】 | 未分類
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そんな決意にようやく心を落ち着かせ、改めてリョウの前に立とうと病室へ向かえば。ベッドに半身を起こし、ぼんやりと窓の景色を見ていたリョウに出迎えられた。「…よっ。香ちゃん、だったかな」と、意外にも素直に名前を呼ばれ、拍子抜け。でもその言葉尻にも表情にも、いつものリョウらしさは見られなくて。あぁ、まだ記憶は戻ってないのか…と、そっと吐息を落とした。「…聞いたの?かずえさんに」どうにかして笑みを浮かべながら、誰もいない病室の、ベッドの脇のスツールに腰掛ける。「あぁ…。俺のパートナーだったんだって?」本人には何等意識はないのだろうケド、"だった"という過去形にされたコトにちくりと胸が痛んだ。「記憶…まだ?」「…まぁね。さすがにそう簡単には信じられないだろ?もし本当に俺のパートナーだったってんなら…キミは俺のコト、何でも知ってるのかな?」嫌味ったらしく、意地悪げな瞳を向けてくるのは、まだ私をパートナーだと認めてない…信じられないという証。どうして俺はこんな素人を
…って、自分で自分が信じられない…そう思ってるんでしょうね。

「…知ってるわよ、何だって。いい歳のクセに、万年ハタチだとバカ言ってるコトとか、美女と見たらすぐもっこりするコトとか」「ふぅ~ん…?」「悔しいケド仕事は超一流なコトとか、食べ物に関しては、質より量。胃に入るなら、ある程度のモノなら文句は言わないコトだとか」「へぇ~…?」"それだけ…?"と、口にしなくてもわかる意地悪な視線。にやにやと、からかいの笑みを浮かべてるのが悔しくて。小さく息を吸って息を整え、私は恭しげに最後の切り札を口にした。「小さい時の飛行機事故がもとで記憶が無いコトとか…リョウって名前を、海原につけて貰ったコトとか」「…っ!!」

飛行機事故、そして海原という名前が出た途端、漆黒の瞳がいっそう深みを帯び、細く鋭い視線をよこす。教授やかずえさんからあらかた聞いてはいたんだろうケド、リョウにとって、己のアイデンティティの一番重要な位置を占めるふたつのキィワードを私が告げたコトによって。今まで半信半疑だった"私"という存在を、否が応でも認めざるをえなくなったみい。「…ふっ…。どうやらホントに、俺のパートナーらしいな」軽く俯き、悔しげに前髪をかきあげる姿が妙に色っぽくて。こんな時なのに、思わずドキリとしてしまった。

「…ようやく信用してくれたかしら」「…あぁ。まだ信じられねぇが…"そこ"まで知ってるとなると、認めるしかないだろ」その言葉に、ふぅと肩から力が抜ける。「しかし、何だって俺は…」私の視線に気付いたのか、途中で口をつぐむケド。みなまで言わずとも、その思いは十分過ぎるほど、よくわかる。"何だって俺は、キミみたいな素人をパートナーにした?""何だってキミみたいな素人に、今まで多くを語らなかった'過去'を教えなければならなかった?"リョウの胸の内に渦巻く思いが、手に取るようにわかる。だってそれは、リョウを知る人、みんなに言われてきたコトだから。あなたみたいな素人が…と、幾度となく蔑みの言葉と視線を受けてきた。それでも私が傍にいるコトを認め、パートナーと名乗るコトを、リョウが認めてくれたから…。だから私は、そんなリョウの傍にいたいの。リョウが"私"という存在を選んでくれたんだから…その気持ちに、精一杯応えたいの。

「…それで?俺はどうすりゃいいのかな?」「…へっ?」「記憶にあやふやなトコロはあるが、身体はいたって健康だ。自慢のもっこりだって、準備万端」"何なら試してみる?"とふいに甘い瞳で囁かれ、こんな時なのに胸が高鳴る。「バカ言ってんじゃないわよ!」と、小突いてやれば「…ってぇっ!!香ちゃん、顔はかわいいクセに、意外と暴力的なんだ。かわいく恥じらうのはOKだケド、男に手えあげるのはNGだよ。女の子は損するだけ」"覚えときな…?"と、ウインクされて。普段のリョウでないやり取りに、すっかり毒気を抜かれてしまった。

「…とっ、とにかく、ケガもたいしたコトないし、教授に話して、アパートに戻りましょ。どうせ依頼はそう入ってこないだろうし…しばらくは、自宅療養ってトコね」「自宅療養~?てコトは、香ちゃんが俺の不自由な身体を、手取り足取り、腰取りに加えて、もっこり取り~…」「ピンピンしてる健康優良児が、どの口でバカほざくかぁ~っっっ!!!」一応ケガ人だったというコトも忘れ、いつものようにハンマーを振り下ろすものの。思いがけず、会心の一撃をひょいとかわされてしまった。「…っと、危ね」「…!!」いつもらしいやり取りにうっかりしてたケド、リョウが普段のリョウではなかったコトに、今更ながら気づかされる。

「へぇ~素人にしちゃ、なかなかやるモンだな」「…素人…」会心のハンマーをかわされたばかりか、普段、自分では十分にわかってたハズなのに、リョウの口から素人(そう)と言われたコトがショックで、しばし、言葉をなくしてしまう。ううん、素人なのはホントだし、ハンマーだって、リョウならホントは、ちゃんとかわせるハズ。リョウ程の男がハンマーの餌食になってたのは、私に付き合ってただけなのよ。私なんて結局は、リョウにとってパートナーでも対等でも何でもない、ただの足手まといなだけなんだわ…。

普段見ないようにしてたコトをあからさまに目の当たりにさせられて、瞬時言葉をなくしてしまう。でも、そんな胸にわだかまる思いをリョウに伝えるワケにもいかなくて。一抹の寂しさを胸に抱えたまま押し黙っていたけれど、気付けば視界がふいに揺らぎ出して。「…っ!!くっ…車の支度してくるから、リョウは教授にひとこと言ってきてね?」「…おい…かお…?」異変を察知したらしいリョウが呼び掛けるのを背に聞きながら、渦巻く感情と、それに伴う表情(かお)を見られたくなくて、足早に病室を後にした。

今まで普通にしてきたコトが、まるで砂で出来たお城みたいに、さらさらと足元から崩れていく。リョウと暮らしてきたコトも、リョウのパートナーとしてきたコトも。すべては夢か幻だったのかもしれない。銃もまともに撃てない、己の身も満足に守れない。そんなのプロとは言えないわよね。そんなのリョウには、足手まといな存在だけよね…。至極当たり前のコトなのに、今更実感するリョウとの壁。普段何気ない暮らしの中で、何等気にせず過ごしてきたケド。やっぱりリョウと私じゃ、合わないの?やっぱりリョウと私じゃ、住む世界が違うの?リョウと…一緒にいちゃ、いけないの…?駐車場まで走り抜け、キィを回して運転席に滑り込み。誰もいないのをいいコトに、零れる涙を隠すことなく。あふれる心の叫びを隠すことなく、泣き続けた。

【2010/03/31 20:24】 | 未分類
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「記憶喪失…っ!!」「…うむ」いつもと変わらない昼下がり。今日は私の誕生日だからと、夜は外食と話しをしながら歩いてたのに。ご多分にもれず、こんな日までも街行く美女に目を奪われ、尻尾をフリフリ。人の忠告も無視し、危うく後をつけて行きそうなトコロを小突いた拍子。それをさらりとリョウがかわしたがために、私は危うく歩道橋の階段から落ちかけて。「危ない…っ!!」と、寸でのところで私をこちら側へと突き飛ばし、かばってくれたリョウが、階段下へと転がり落ちてしまった。打ち所が悪かったのか、どこか朦朧とするリョウをミニに乗せ、急ぎ教授宅へ。そして不安は見事に的中し…教授から先程の診断結果を得たのだった。

「頭を打った時に、瞬時、記憶が飛んだんじゃろう。ココが新宿だというコトはわかっておるし、己がCHだというコトも、冴羽リョウという名前もちゃんとわかっておる。まぁ、記憶喪失といっても、軽いもんじゃ」そんなに軽い程度なら、いったい何の記憶が飛んでいるというのだろう。どうしてそんなに複雑そうな表情(かお)をするのだろう。思いは渦巻き、「じゃぁ…」と、問い掛けた私の視線に、教授はしばし、口ごもり。そしてしっかと私の目を見据えて口を開いた。「落ちついて聞くのじゃぞ、香くん。ヤツは…リョウはな、お前さんという人の記憶を、無くしておるんじゃ」「…?!」

今は目が覚め、病室でかずえさんと会話を交わす程に落ち着いたというリョウを、扉の隙間からこっそり覗き見る。「いやぁ~かずえちゃんたら、相変わらずきれーなお手々。リョウちゃん、なめなめしたくなっちゃぅ~♪」「ん、もう…冴羽さんたらっ!!階段から落ちたっていうケド、全然平気そうねっ!!」うーん…見た限りじゃぁドコにも支障はなさそうだケド。私、もしかして教授に担がれた…?頭にクエスチョンマークをバラ巻きながらも、室内の様子をそっと盗み見てる、そんな私の視線に、リョウが気付いた。でもその瞳の色は、まるで見知らぬ他人を見るように素っ気なくて。「やぁ…ドコのもっこりちゃんかな?」…という、余りなセリフを投げ掛けられてしまった。

普段女扱いされないだけに、もっこりの対象として見られたのはさすがにちょっと嬉しいケド…って、いやいや。でも…でも、こんなのリョウじゃないもんっ。黙り込んだままの私に不思議そうな視線をよこすリョウを振り切って、かずえさんの呼びかけをも振り切って。心に渦巻く思いの整理がつけられなくて、その場から逃げるように走り出した。

どうしてこんなことになったの…?ううん、そんなコト、今更悔やんだってしょうがない。命に別状がなかっただけ、たいしたケガがなかっただけ、よかったじゃない。それより今は、記憶を失ったリョウをどうするか、が先。もし今、リョウがこの現状のまま、仕事の依頼が来たらどうする?自分が冴羽リョウだというコトも、CHだというコトも覚えてるらしいケド。でも…私というパートナーの存在を忘れて、コンビが組める?それとも私なんか邪魔者の足手まといで、一人で楽々片付けられる?「私…私の記憶…」現実に目を向けて、少しでも記憶喪失のコトから目をそらしたかったのに。口にして、新たに焦燥感と喪失感が沸き起こる。

どうして他のコトは覚えてるの?どうして私のコトだけ、忘れちゃったの?どうして?どうして…?教授やかずえさんたちの手前、精一杯虚勢を張っていた心のタガが外れ、視界が揺らいだと思った次の瞬間には、冷たい流れが頬を伝った。「ど…して?どうして…リョウ…っ!!」新宿から少し離れただけというのに、驚くほど広い教授宅。リョウの休む病室からは遠く離れた日本庭園の片隅で、とうとう息ついて立ち止まり。池に架けられた石橋の上に膝ついて、そのまま思いのままに泣きじゃくった。

「…香さん…」激しい鳴咽の中、背中に感じるやわらかな気配に振り向けば、そこには先程までリョウと談笑していたかずえさんが立っていた。「…か…ずえさん…」恥ずかしいところを見られてしまったと、慌てて涙を拭うケド、それはあとからあとから流れ出て、どうにも留めるコトが出来ない。そんな私に、かずえさんは"わかってる、何も言わなくていい"とばかりに、悲しそうな微笑みを浮かべて首を振った。「…いいのよ、香さん。無理しないで。こんなコトになって、驚くなって方が無理よ。誰だって悲しくなるわよ…泣きたくなるわよ。それがましてや、最愛の人だったら、尚更…でしょ…?」「…かずえさん…っ」泣きすぎて泣きすぎて、かすれがちな声。そんな私の肩を、まるで幼子をあやす母親のように、かずえさんは優しく抱き寄せてくれた。

「ねぇ…香さん?今回のコトは、確かにひどく悲しいコトだけど。でも…でも、ね?冴羽さんは香さんのコトが好きで好きで…あまりに大事過ぎたから。それだけ冴羽さんの中で香さんという人の占める部分が大きかったから…。だから香さんの記憶だけが抜け落ちちゃった…そう思わない?」まだ赤く泣き腫らした目できょとんとする私に、かずえさんは優しく微笑んで。そのまま近くの東屋に導いて、そこに私を腰掛けさせると、慈愛に満ちたあたたかな瞳で私をじっと見つめた。

「大事に大事に思いすぎてたから…自分の身が危なくなったその瞬間、いの一番にあなたのコトが思い浮かんで。そしてそのまま、打ち所が悪くって、ぽろっと抜け落ちちゃったのよ」「…でも…そしたら、いつ記憶が戻…」気ばかり焦る私に、かずえさんは"大丈夫よ"とばかりに、優しく肩を抱いてくれた。「大丈夫…冴羽さんを信じなさい。今までどんなコトにだって、立ち向かって勝ち抜いてきた人でしょう?頭部強打による、一時的な記憶の混乱は、誰にだって起こりうるコトなんだから。ただ冴羽さんの場合、それがちよっぴり長引いてるだけ。今にきっと、心配してたコトが嘘みたいに、呆気ないくらい記憶が戻るわよ」

ゆっくりと私を宥めるように話し掛けるかずえさんの言葉は、まるで砂に海水が染み込むようで。敵を威嚇する逆毛をたてた猫みたいだった私の心が、穏やかに凪いでいくのを感じた。「だから…ね?香さん。冴羽さんが元に戻った時、香さんが沈んでいたら、悲しむわ?冴羽さんが大事にしてる香さんの笑顔こそが、冴羽さんを元に戻す、最良の薬なのよ…?」ゆっくりと、噛んで含めるような言葉が心にしみる。そう…そうよ。リョウの傍で泣いてたりしちゃ、何の解決にもならないわ。くよくよしてたって、リョウの記憶が戻るワケじゃなし。どうにかして"今この時(現状)"を乗り切らなきゃ。そしてリョウの記憶が戻った暁には、ぎゃふんと言わせてやらなくちゃ。"一人でよくやったな"…って、言わせなきゃ。

【2010/03/31 20:23】 | 未分類
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こんな時間。(爆)あれもこれもと背負うのは我ながら悪いクセだケド、内容引継ぐ説明すんのがややこしいから。結局自分でやっちゃうのよね。損な性分だわ。(くすん)

気を取り直して、今日は香の誕生日。バースデーUPは、仮題・記憶喪失改め「涙のチカラ」です。特にこのネタをと思ったワケじゃないケド、記憶喪失になる経緯というか、大事な人の、愛する人の記憶を失うって何故なんだろう…と思って。"大事過ぎたから"という、私的結果になりました。だから"記憶喪失"は書けたんだケド、どうやって元に戻ったのか。そのゴールまでの道程が大変でした。記憶喪失なったままで終えちゃおうかとか、酷いコト考えたモンね。(苦笑)

とにかく、山あり谷あり、海があろうと氷山があろうと、この二人は大丈夫!!記憶を失って、互いを最高のパートナーとして再度確認した二人。これからも仲良く、いつまでも憧れの二人でねv

【2010/03/31 20:23】 | 未分類
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どうにもならない人員不足を補うために、自分の時間中に終わらなかった仕事が山積み。早番全員、残業してました。はじめはうるさかった管理職も、最近のフロアの現状に黙認体制。こんなんでイイのか?ウチの会社っ!!(爆)

ビルの間に間に見えるお月さまが、まんまるデス。今日は満月?いつもより少し大きく見えるのは気のせいかしら。でも、疲れた身体が癒されますv

【2010/03/30 20:22】 | 未分類
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4月1日で主任が異動なので、急遽飲み会。今日は遅番、明日は早番だし、胃腸もイマイチでどうしようと思ったケド、入社からお世話になった主任を無視出来なくてご出席。

まだ油脂分NGなクセに、仕事あがりで参加すれば、すでに出来上がってる方々の残りモノ。他にもあとからオーダーされるモノは揚げ物ばかりで、雰囲気壊すコトも出来ずに仕方なく手を出すハメに。こってりチーズたっぷりのチヂミに、豚トロのネギ塩焼、マヨネーズてんこ盛りの鶏南蛮等々。このトコロ「…げふっ」的なモノばかり食べてしまいましたが、どーにか生きてマス。今晩と明朝、胃もたれしなきゃ恩の字だわ。(苦笑)

入社した血気盛んな頃のドジ話しや、バブル時代の色々を聞けて楽しかったです。ボーナスより残業代のが多かったとかね。よく過労死しなかったな。(苦笑)不況の今と比べりゃ、すべては遠い昔ってコトだけどね。どうか新天地でも、和気藹々と楽しいフロアを作ってって欲しいデス。

【2010/03/30 00:27】 | 未分類
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お休みの今日は、両親と某百貨店のセールに行ったのですが。セールといえど元が百貨店価格なので、それなりのお値段。結局貧乏性の葵は何も買わずに帰宅しました。情けね☆

開幕スタートが好調だったのに、昨日今日と凹み気味。中継見れる時に限って黒星なのは切ないです。4/1がお休みなので、浜スタ行こうかと思うのですが…さぶいかな、やっぱ。

お花見ネタを準備中なのに、ここ数日、また冬に逆戻りですね。携帯弄る指先もかじかんでマス。春はドコーっ?!

【2010/03/28 21:44】 | 未分類
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最近の人員不足に加え、大学生、就活間近のレジさんたちがセミナーだので早あがり。週末だというのに、かなり悲惨な状況で。ホントは残ってヘルプしてあげたかったケド、早番なので失礼いたしました。ごめんよ、みんな。

春から秋にかけての帰宅時は、携帯でプロ野球速報チェックするのが日課です。先程見たトコロ、今現在負けてるみたいですが大丈夫!!。とっとと帰って、今年初のナイター中継を楽しみたいデスv


>Hさん
こんばんは。感想&お祝いありがとうございますv気付けば5周年…これからどうなるかあやしいトコロですが、頑張りマス!!

>Mちん
こんばんは。そうなのよ、北海道は遠いだよ。何年になるのか、心配だわー。

>Sさん
こんばんは。いよいよ球春。游茗さんとドーム・デート、出来るかな?当日は台風並の冷たい雨で、桜どころじゃなかったデス。残念でした☆

【2010/03/27 19:19】 | 未分類
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辞令の詳細が伝わってきました。かなり大掛かりな異動で、フロアとしても古くからいる方々ばかりが引っ掛かってるので、先行き不安。新しい主任はのどやか他フロアからの異動なので、ウチのハイペースについてけるのか?新卒も入るらしいケド、ハードなフロアなので、出来れば即戦力が欲しかった…なんて、ワガママな声もあったりして。4月1日、どうなるコトやらデス。(汗)

今日はリョウ'sバースデー。各サイトさん、盛り上がりをみせてますね。先日游茗さんともお話したのですが、たとえ某心臓漫画が連載終了したとしても。何十年たとうが、このCH二次の熱き世界にゃ勝てないだろうね、と。たとえ作者がCHを壊そうとしても、FAN層の厚さと充実さは絶対に負けない。そう思います。リョウちゃん、お誕生日おめでとv

そして今日からセ・リーグ開幕!!携帯チェックによると、いい感じ♪最終回にゃ間に合わなそうだケド、幸先よくスタートして。全国のG愛のみなさま。心地よい秋天下、気持ちよく高笑いしましょうね!!

【2010/03/26 21:20】 | 未分類
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俺としたコトが、ポーカーフェイスもままならなくなっちまったか、と、苦笑しながら歌舞伎町方面へと足を向ければ。いつもの行きつけ、ねこまんまのサラダちゃんが裏口の掃き掃除をしてた。「あら、リョウちゃん。またナンパ?でも、今日はさすがに早く帰らないとマズイんじゃない?」「んぁ?」「だって今日は、リョウちゃんの誕生日なんでしょ?こないだ嬉しそうにTAKAGIから出て来る香ちゃんをを見たわよ?」

TAKAGIってのは、ココいらじゃ老舗の喫煙具店で、珍しい舶来品や、かなり値の張るアンティークの1点モノを取り扱ってる店だった。そういやいつだか、香と街を歩いてた時、あそこのショーウインドウに、なかなかイカしたジッポーが飾られてて、しばし目を奪われてたコトがあったっけ。べらぼうな値段とは言わないが、まぁその品に見合う、"それなり"の値段だったと記憶してる。確かに香なら、俺が気にかけてたジッポーをプレゼントしようと考えるだろうが…せちがらい世の中の今、冴羽家の家計にゃ、かなりの痛手なんじゃねぇか?

「小さな紙袋を大事そうに抱えてたわ。もちろん香ちゃんはタバコ吸わないし…あれ、間違いなくリョウちゃんへのプレゼントよv」「へぇ…」「今日は歌舞伎町中に戒厳令が出てるから、ドコ行ったってリョウちゃん、追い返されるわよ。私たち、もちろんリョウちゃんも好きだケド、香ちゃん泣かすリョウちゃんは許さないんだから。今日はお家で、おとなしく祝われてちょーだい?」くすりと笑うその頬に、可愛いえくぼが見え隠れ。こんな気配りが出来るトコロも、彼女の人気のひとつなんだろう。「いーい?わかった?」「へぃへぃ…」
その後も肉屋の前で、気のいい店主夫妻にとっ捕まって。「今日はご馳走なんだから、早いトコ帰りなよ、リョウちゃん」「やだアンタ、何言ってんだろうね、この人は。リョウちゃんには内緒だって、言っただろ?」「あっ!いけね」頭をかきつつ店主がこっそり耳打ちした話によれば、店でも最上級のステーキ肉を買ってったんだと。「そん時の笑顔といったら…なぁ?あんなべっぴんに惚れられるなんざ、男冥利につきるってぇモンだ。な、リョウちゃん♪」べしべしと肩を叩かれ、にやり、と、男にしかわからない笑みを向けられ、表にこそ出さないが、同意半分。あとの残りは、平気でそんな笑顔を振り撒く香の無防備さへのため息となった。

そんな感じで、リカショップではウ゛ィンテージワインを買っただの、果物屋ではケーキの飾り付け用フルーツを買っただの、と。口が軽いというか、人がいいというのか。街のヤツらは、ここんトコの香の行動をあますトコロなく教えてくれた。帰りに寄った美樹ちゃんトコでさえ、「冴羽さん?今日は私のおごりだケド。お願いだから、そのコーヒー飲んだら、ちゃんと家に帰ってね?」と、釘を刺されたり。美樹ちゃんまで…と、肩を竦めた俺に、横からタコがチャチャを入れる。「フ…ン。ナンパしようにも、今日という今日はおとなしく帰るしかないだろう。何たってこの新宿中、みんな香の味方だからな」目が見えないクセに偉そうに腕組みし、ニヤリと笑いながら鼻を鳴らす様が、憎ったらしいったら、ありゃしねぇ。

「…はんっ!!香が怖くて、新宿で生きてけるかってーの。誰が何と言おうと、俺は今日は街で飲み明かすぜっ!!」売り言葉に買い言葉。呆れる美樹ちゃんをヨソに、タコを相手に口が勝手にモノを言い。今更それを訂正するコトも出来ず、「フン!!」と、こちらも鼻息荒く踏ん反り返り。あまりに胸クソ悪く、居心地悪く。そのままカウベルをガラガラと勢いよく鳴らして表へ出れば、その向こうから聞こえてくる忍び笑い。くっそぉ~っ!!みんなして俺を笑いやがって!!まるで俺が、香の尻に敷かれてるみたいじゃねぇか。断じてそんなコトはない、と、胸を張って言いたいのに。これで万が一、俺がその計画を無視して朝帰りをすれば、香が泣くのは決定的。その明るく大きな茶色の瞳を伏せ、まぁるいカーブを描くやわらかな頬を涙が伝う様を想像して…ちくりと胸が痛んだ。

ねこまんまのサラダちゃんの言うとおり、それからドコの店に足を向けても「ごめんね、リョウちゃん。今日はダ~メ!!」だの、「」悪いね、リョウちゃん。また明日来とくれ」だの。そんなのはまだ可愛い方で、中には「何だいリョウちゃん、アンタまだこんなトコロで油売ってたのかい?とっとと香ちゃんトコに帰んな」と。まるで野良猫を追い払うかのように、しっしと手を振られたり。おい、こら、ちょっと待て。日頃の感謝も忘れて、俺を門前払いたぁ、いい度胸じゃねぇか。もしまたお前らが困って助けを求めて来たって、俺はもう、請けてやんねぇからなっ!!(怒)

あまりな振る舞いにカッと頭に血を昇らせるケド、ンなコトしたって、困ったヤツらを、香が見てみぬフリするハズもなくて。俺がいかに反対しようが、あいつのヒトコトで決まっちまうのは目に見えて…いや、確実だろ。そう…結局俺は、香に首ねっこ捕まえられてるんだ。惚れた弱みといやぁ照れ臭いが、ただあいつを泣かしたくないだけ。ずっとずっと、笑ってて欲しいだけ…それだけなんだ。

気付けば少し日脚の延びた夕焼け空も、次第に深い藍色に染められてきた。アパートじゃ香が、今か今かと、首を長くしてるに違いない。「しょぅがねぇ…帰るとすっか」夕食のメニューも誕生日のプレゼントもネタバレ甚だしいが、ンなモン知らぬとばかりにびっくりしてやるさ。冴羽リョウ、一世一代の名演技を見せてやる…とばかりに苦笑しながら、夕日の沈む先にあるアパートへと足どり軽く歩き出した。

【2010/03/26 10:29】 | 未分類
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「さぁ~て、夕メシまでどーすっかな」香の言いなりになるのは癪だが、せっかくの計画を無にしてやる程、悪人じゃぁなくて。何より"俺のため"…ってぇトコロがいじらしい。「まぁとりあえず、ブラつくか」特に行く宛もなく、いつものように街をブラつくコトにした。

駅まで来てみれば、このところの気温上昇にともない、早くも春を先取りしたような女の子たちであふれていた。軽やかな薄手のワンピースの裾をひるがえして歩いたり、胸元の大胆なカットに、カーディガンを羽織ったり。短くなったスカートから覗く足元は、きれいなパステルカラーの靴で彩られていた。ん~眼福x2。まったくもって、春、サマサマだ…と、思わず天に向かって手を合わせてみたり。そんな俺を、周囲のかわいコちゃんたちが、ジロジロと不審そうな視線をくれながら通り過ぎて行った。「ふん…っ!!俺のよさがわからない女の子にゃ、興味ないね。さぁ~て、心も身体も、文句ナシのもっこりちゃんはドコかなぁ~?」

そうしてナンパを繰り広げるコト、数時間。いつものとおり袖にされるコトもあったが、「ふふふ、やぁだぁ~v」と、笑って通り過ぎて行くコたちにも猛烈アタック。その内の何人かとはサ店でお茶したりもしたが、最終的にはそこでthe end。もう一息でホテルまで…という感触のコもいたが、何だかその先へと進む"何か"が足りなくて。あと一歩…というトコロで、尻込みしたり。やっぱり香が待ってるかと思うと、自然、セーブが掛かるらしい。首ねっこ捕まえられてる気さえするぜ。まったく、我ながらよくしつけられたモンだ。

そんな苦笑まじりに、新宿駅のガード下へと足を向ければ、馴染みの情報屋・靴磨きの撤が声を掛けて来た。「よぅ、撤っぁん。いい歳だってのに、相変わらず精が出るな」からかいまじりにそう言えば、情報屋らしくない、その人懐こそうな顔でニヤリと笑った。「へへ…座って客を待ってりゃイイんだから、年寄り向きな仕事だよ。リョウちゃんこそ相変わらず懲りないね。またフラれるのわかっててナンパかい?」「はんっ!!もっこり美女を見て、素通りなんか出来るかってぇの。世界中のすべてのもっこりちゃんが、俺から声を掛けられるのを待ってるのさ♪」鼻息荒く言い放ってやれば、やれやれと肩を竦められた。くっそぉ~…これだから枯れた年寄りはヤだぜ。

「それより撤っぁん。ここんトコ何も聞かないが…何かいいネタ、ないのか?」「そうだねぇ…ここんトコ寒さが続いてたせいか、悪いヤツやも引っ込んじまってたみたいだね。新宿もこれくらい静かならイイ…っと。それじゃぁリョウちゃんちは、干上がっちまうか」自らの失言を詫びてはいるものの、思いの外面白かったらしく。くくく…という忍び笑いが、欠けた歯の隙間から漏れる。「まぁ、平和なのにこしたこたぁないさ。俺としても、七面倒くせぇコトはゴメンだからな」「またそんなコト言って…あんなに毎日伝言板見に来てる、可愛い香ちゃんの身にもなってあげなよ」「は…ん。香が可愛いなんざ、ドコに目ぇつけてやがんだよ。撤っぁんも朦朧したモンだ」香が新宿のみんなに掛け値ナシに好かれてるのは周知の事実だが、こうも目の当たりにされると妙にくすぐったくて。思わず鼻で笑って、肩を竦めた。

「まぁ~た、そんなコト言って…。まぁ、それだけ香ちゃんに惚れられてるってぇ自信があるんだろうがね」それだけ言うと、いかにも悪戯小僧のような意地悪顔で、ニヤリと笑い。「そういやリョウちゃん、今日はお楽しみだね」と、切り出した。「あ…ん?お楽しみ?」意味がわからず、目をぱちくりとすれば。とぼけるんじゃぁないよ、と、小突かれた。「今日はリョウちゃんの誕生日なんだろ?香ちゃん、こないだ楽しそうに買い物してたんで声を掛けたら、リョウちゃんをビックリさせるんだ…って。そりゃぁもう、可愛い笑顔で笑ってたよ」そう言って撤っぁんは、まるで世紀の美女が目の前にいるかのように、うっとりとした眼差しで宙を見上げた。

俺には内緒にしてるクセに、香のヤツ、街のみんなにゃバラしてんのか。こいつらに話したら最後、俺の耳にも筒抜けだってぇの。…ったく、それくらいわかれよな…と思いつつ。嬉しそうに、楽しそうに微笑んでいたであろう、その笑顔が目に浮かんで。思わずこちらまで口元を緩めてしまう。そんな俺を、撤っぁんがにやけた笑みで見てるのが照れ臭くて。「じゃぁ…また何かあったら情報頼むぜ」と、挨拶もそこそこにガード下を後にした。

【2010/03/26 10:29】 | 未分類
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いつもと変わらない朝を迎えたハズなのに、いつもより勢いよく飛び込んで来た香に、元気よくシーツを引っぺがされた。「朝よ、リョウ!起きなさい!!」有無を言わせず温もりの残るシーツを奪われ、まだひやりとする朝の空気にぶるりと身を縮める俺を無視し、ブラインドを上げた香はガラリと窓を開け、大きく深呼吸。そして腰に手をあてて仁王立ちしたかと思えば、まだまどろみの中にいる俺をびしりと指差して、厳かにご神託を下した。「いーい?今日こそはこの部屋、大掃除させてもらいますからね?朝ご飯食べたら、今日は一日、外ブラついててちょーだいっ!!」

「…んぁ~…何だぁ~…?」バタン!と、扉がいつになく派手な勢いで閉められて。あとに残された俺は、開け放たれた窓から吹き込む風にぶるりと震えながらも、コキコキと首や肩を回して、どうにか意識を覚醒させる。そして頭の中でカレンダーをぱらぱらとめくってみて、あぁ…と、納得顔。普段の可愛い顔に角立てて怒っちゃぁいたが、その声がいつもより半オクターブあがっていたのは、緊張の表れだったのか。くくく…ったく、いつまでたっても、ウソのつけないヤツ。(苦笑)

そう…今日は3月26日。香がつくってくれた、俺のバースデー。誕生日どころか、アイデンティティーというシロモノ全てを持たない俺に、それを与えてくれたばかりか、ずっと一緒にいると誓ってくれた、ただ一人の女。槇ちゃんから託された預かりモノだったのが、いつの間にか人の胸の内に入り込み。やがてその存在を縦横無尽に広げやがって、今じゃドップリ住み着いた。それなりに育った姿に欲情するのは、男の習いとはいえ。遊びで付き合う程の女じゃぁなかったのが…運のつき。目の前にぶら下がった、ヨダレが出そうな身体を前に、指を加えること幾星霜。それなりに互いの想いを察しちゃぁいるのだが…その仲は、いつまでたっても停滞中ってワケだ。

そんな俺たち二人だったが、今日は俺の誕生日。香も何やら考えがあるようで、その仕度が出来るまで今日はココに居てくれるな、というコトらしい。はじめからそう言やぁいいモノを…だが、そんな可愛いらしい企みを無視するなんざ、ヤボってモンだろ?ココはひとつ、香の計画に乗ってやろうじゃないか。そしてそれが成功した暁には(…知ってて知らんぷりして喜んでやるのも、なかなか大変なんだが・笑)、何にも変え難い、あの、とびきりの笑顔を見せてくれるだろう…。

そんなコトを考えながら着替えを済ませ、もそもそと食事をすれば。「あ~いい天気!ホントにお洗濯日和だわぁ~」バスタオルや何やらに加え、俺の心地よい眠りの友だったシーツや枕カバーを一抱えにした香が、これみよがしのセリフを吐きながら、パタパタと世話しなく動き回る。"早く出ていけ"のサインを背中にビシバシと感じれば、新聞相手に食後のコーヒーを味わう余裕もありゃしなくて。「…じゃぁ、ちょっくら出て来るわ」「いってらっしゃい。夕食には遅れないようにね?」「ふわぁ~い」可愛い敵さんの思惑にはまってやるべく、早々にアパートを追い出されてやる。だが…理由を知ってるからいいようなモノの、ちょっとこの仕打ちはあんまりなんでない?(苦笑)

【2010/03/26 10:27】 | 未分類
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おはようございます。今日はリョウの誕生日。ホント、死んだ子の歳を数えるじゃないケド、いつまでたっても万年ハタチの男を相手に、こちらだけ歳とってくのが悲しくなりますね。いつまでも若いR&Kがうらやましいデス。(苦笑)

さて、今年は朝からというお話なので、ちょうど今頃かなと思い、こんな時間にUPです。昨日の休憩時間と帰宅車中、頑張ったもんね!!(笑)3章にわかれましたが、「すべてはお見通し」。リョウを驚かそうとするカオリンですが、すべてはネタバレ。まぁ、その嬉しそうな表情を見ればねv騙されてあげるのも愛よね、リョウ?(笑)

【2010/03/26 10:27】 | 未分類
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辞令が出ました。主任が他店に行く他、契約社員の他フロアへの移動は多少あったらしいケド、私は変わらず。ただ、人員不足による担当商品はまだ決まらず…。今、色々と掛け持ちしてるのが、どーなるのかな、と。(不安☆)

いよいよ明日は最終イベントのひとつめ、リョウ'sバースデーですね。カオリンのは仕上がってるのでヨイのだケド、リョウちゃんのは、あともう一息。今日、休憩中に大筋でラストまで書き上げたので、あとは枝葉の剪定です。明日の日中には仕上げたいです…頑張りマス!!

【2010/03/25 22:20】 | 未分類
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今日はリンクさせていただいてる管理人・游茗さんとのオフ会でした。東京ドームの野球体育博物館でGファン同士、その後のランチ&お茶会でCHファン同士の話が弾み、とても楽しいひとときでした。GネタよりCHネタのが多かったのは、仕方ないのかしらね。(苦笑)でも作中裏話等、色々と話せて楽しかったなー。感謝ですv

その後、妹宅へ足を延ばして夕食を。引越業者に任せるコトにしたとはいえ(トータル90万になるらしい!!・爆)、小間物は片付けを始めてるらしく、あちこちにダンボールが。チビたちは片付けを免れたオモチャで寂しく遊んでました。(苦笑)出発まで、あと一週間。どうなるコトやら、です。

【2010/03/24 22:43】 | 未分類
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人員不足で、あちこちの部門を掛け持ちさせられて。それだけでも大変なのに、もう一人の担当が体調不良で早退って…私一人で、どーすりゃいいのっ?!(爆)

連休明けでメーカーへの問合わせ等が盛り沢山!!春休みというコトもあって、ガキんちょどもが、うようよと。お客様は神様なんてぇ時代は、過ぎました。自分で商品探す努力もしないで、他のお客様の接客でバタついてるトコに、目当てのモノの真ん前に立って「●●ドコ?」と聞くのはやめて下さい。脳ミソ入ってんのか、疑いマス。(怒)

【2010/03/23 22:25】 | 未分類
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タイムカード切ったあとに残業するのはNGと言われようが、人員不足の中、どーやったって勤務時間内にコトが終えられるワケもなく。結局みんな、主任やマネージャーの目を盗んでの、こっそりさん。ちなみに今日は30分でした。(苦笑)

リョウ's BD、カタカタと頑張っております。とはいえ、気付けばもう22日なんだよね。間に合うか?!(爆)

【2010/03/22 19:39】 | 未分類
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月末のイベントどーしよーかなと考えてたら、ふと思いたって。そこからトントン拍子に話しは進み…おおまかなイメージが掴めました。休憩時間にカタカタと打ち始めたのですが、まだ真っ直ぐな柱だけしかないので、枝葉を整え、接ぎ木して…と、細部に微調整してかないと無理みたい。でも先が見えてきたので、ひとまずホッ。やっぱり私、お風呂が一番の妄想の場だわ。(笑)

昨夜来の暴風雨、みなさまは如何でしたでしょうか。葵の自室は3階で、両隣が2階屋と平屋なので、思い切り横風浴びて。まるで地震のような揺れでした。一時期、マジで3階部だけ吹き飛ばされんじゃないかと心配した程。あぁ、生きててよかった☆

【2010/03/21 20:04】 | 未分類
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例により、お休みの今日は目覚ましを止めて爆睡してしまいました。やはり身体が疲れてるのかな。マッサージとか整体に行った方がいいかしら。(苦笑)

お昼前からお彼岸なので、お墓参りに。風は強いケドぽかぽかの日差しの中、気持ちよさそうでした。帰宅してお手紙数通書いて、そのままお昼寝。夕食まで爆睡してしまいました。不健康だなぁ。でも身体はスッキリしました。

引越し準備真っ只中の妹宅へは、両親が明後日出向くみたい。チビたちを抱えてでは大変なので、業者に任せるらしいだケド、ダンナが先発隊として行くので、生活に最低限必要なモノを選定するのが大変みたい。もしかすると向こうで家具配置等が出来るまで、何日かウチ(実家)で暮らすかも、と。慌ただしい中でも、まだまだ色んなコトが未定。どうなるコトやら。(ふぅ)

【2010/03/20 21:34】 | 未分類
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慢性的な人員不足に加え、病欠やら何やらで完全なる手薄のフロア。それなのに春だからと新しい物を買おうとするお客様はあふれんばかりで、3連休後に品薄にならないよう、普段の+αの納品はドッカと来て。さらには閉店の案内を無視して居残るお客様がいて…てんで片づきゃしません。みんなブチ切れつつ、表情はにこやかに。あぁ…二重人格になりそっ。(爆)

朝、何をどう思ったのか、桜ネタを思いつき。そのままカタカタと思うままにキィを打ち…半・お花見ネタがほぼ仕上がりました。今月末の一大イベントこそ危ういですが、4月からの春ネタは準備万端デスv(笑)

【2010/03/19 22:35】 | 未分類
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朝、千葉の妹からの電話でブッたまげました。ダンナの転勤が決まり…行き先は北海道っ!!!?(゜□゜||)

こないだ幼稚園を卒園して、春にゃぁ小学校入学だってぇのに、どーすんの?!と思ったら、結局一家揃ってアッチに行くコトにしたそうです。まだ雪の残る、お花見は5月の地だそうで…大丈夫なのか、おい。(爆)

ンなワケで、月末までの間に引越し準備しなきゃなりません。チビたちゃまだ、自分たちの荷物まとめるのも出来ないだろうから(邪魔するくらいなら、ナマモノ扱いで郵送しちまうぞ・爆)、こっちからヘルプに行かないとね。あぁ…春先、仕事が忙しい時に、何だってこんなコトに…っ!!(爆死)oΠ_

【2010/03/18 19:43】 | 未分類
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今日は大好きな作家さんのFANサイトで知り合ったNちゃんと、鎌倉デートでした。彼女が無事大学合格を果たしたので、そのお祝いにね。女子大生…かぁ~っ!!いい響きだぜっ!!とは、心の中のリョウちゃんのセリフです。(笑)

奈良ばかりだったので、私も鎌倉は久々。北鎌からゆるりと歩いて、鎌倉入り。鶴岡八幡宮の大銀杏は、やはり切ない姿でした。あのぽっかり空いた空間が寂しかったです。生憎と風の冷たい一日だったケド、楽しかったな。勝手にガイド役をつとめたケド、Nちゃん、楽しんでくれた?(苦笑)画像はランチのしらす御膳。葵的凹胃腸にもやさしく美味でしたv

【2010/03/17 17:56】 | 未分類
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「さて…と、これでやっとウチまで帰れるってか。…ったく、後々まで面倒臭ぇ依頼だったぜ」JAFの事務所で所定の手続きを済ませて車のキィを預け、折よくホームに滑り込んできた電車に乗り込めば。がらんと空いた車両のボックス席にどかんと腰を下ろしたリョウが、ふぅとため息をつきながら、対面するシートに足を伸ばした。「ちょっ…リョウ!お行儀悪いわよ!!」「誰も乗ってねぇんだ。それくらい、イイだろ?」確かにオフシーズンの片田舎のせいか、人っこ一人いないケド。でも…。「今更グダグダ言うなよ。お前だって疲れてんだろ?新宿までかなりあるし、このままじゃ、ケツが痛くなっちまう」言うだけ言い放ったリョウは、好みの角度を得たとたん、気持ちよさそうに大きく伸びをした。「…ほら…お前も。起きてたってしかたないだろ?遠慮せずに寝ちまえって」まるで自分の家のように寛ぐリョウを、どうかとも思うケド。それでも、普段歩き慣れない山道に、常とは違う筋肉が使われたのか、どことなく身体が重くって。それでもリ
ョウみたいに傍若無人には振る舞えなくて、失礼して"うーん"と大きく伸びをして、リョウの横にすとんと滑り込み。やがて訪れた睡魔に、ゆっくりとその指導権を明け渡した。

何度目かの駅を出発した際、カーブがきつかったのか、思いの外大きな音がして、ふと目が覚めた。「…ん…ココ…?」乗り慣れない電車に、思わず"ココはドコ?"状態。ぐるりと周囲を見回すけど、小さなビルがある他は、民家と木々ばかり続く車窓では、現在地を確認する術は何等見当たらなくて。しばしキョロキョロしてる私の頭が、ふいに大きな手によってがっしりとホールドされた。「…まだ先ゃ長いぜ。も少し寝とけ」普段眠りが浅いせいか、リョウは一応、ココがどのあたりかは把握してるみたい。「でも…」と言葉を紡ぐけど、"いいから、いいから"と、まるで子供を宥めるように私の頭を抱え込み、その厚い胸板に押し付けた。すっかりリョウの懐に包まれてしまったケド、その温もりが心地よくてホッと肩の力が抜けていった。

…でも…三千代さん、気丈な人だったな。形見になっちゃったケド、あの指輪は、彼との強い絆を確認する確かな縁(よすが)として。三千代さんがその生をまっとうするまで、彼の代わりに、ちゃんと傍にいてくれるんだろうな。そう考えたら…何だかちょっぴり、羨ましい。リョウと私も、そんな固い何かで結ばれてる…?これから先、ずっとずっと、一緒だという証…。そんな確かなモノは無いけれど、リョウを想う気持ちだけは、ずっとずっと変わらない。リョウが私の前を歩いてる限り、私の進む道の先にいる限り。私はずっと追い続けてくんだわ。

目には見えない長い長いレールが、ずっとずっと続いてる。まだまだ先は遠くって、何も見えはしないのだけど。その先がリョウへと続いてるのなら…たとえ石ころだらけの道だとしても、ひどく険しい道のりだとしても。私はそのレールに従って、転んでも何をしてでも歩き続けてくから…。だから…リョウ?それ以上、遠くにいったりしないでね…?

せめて今、どのあたりにいるのかくらいは確かめたかったケド、依頼が片付いた安堵感と、山道を下った疲労感には勝てなくて。がたんごとんと規則的な音と振動の中、すぅとリョウの匂いを胸いっぱい吸い込めば、とたんに訪れる心地よいけだるさ。リョウの傍なら、何も怖くないと瞳を閉じて、とろとろと再び襲い掛かってきた睡魔に、ゆっくりと身を任せた。

【2010/03/16 22:39】 | 未分類
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「だからぁ…ゴメン、て、言ってるでしょ?」幾度となく謝罪の言葉を口にしたケド、リョウはずっと不機嫌なまま。言葉もなく、ぷぅとむくれて、後ろの私を返るコトもしないで、黙々と前を歩いて行った。

コトの起こりは、依頼を終えての帰り道。緩やかな山道の途中で、あろうことか車がエンスト。ウンともスンとも言うコトを聞かず、さすがのリョウでもお手上げ状態。CHの名に恥じるコトとはいえ、これじゃぁ致し方なしとJAFに連絡するものの、不運というのは重なるモノで。あいにくとすべての車両が出払ってて、代車の用意も出来ないとのコト。「それじゃぁコイツはココに放ったらかしか?俺たちゃ、どーすりゃいいんだ」とリョウが詰め寄れば、携帯電話からか細い声が漏れ聞こえ。「あのぉ…そこから山道下ったトコロに事務所があるので、こちらで鍵をお預かりします。また、少し先に在来線の駅があるので、そこからお帰り下さい。交通費はおって御自宅まで納車する際、お支払いいたしますので…」これ以上、何を言ったって始まらず、ココでどうこうしたって何等始まるワケもなく。「…ちっ…」と、忌ま忌ましげに舌打ちしたリョウが、面倒くさげにハザードを立てて。何やらブツブツと悪態つきながら、バタンとドアを閉めてロックして。「しょうがね
ぇ…行くぞ」と、有無を言わさず前を歩き出した。

「ちょっ…待ってよ、リョウっ!!」先日の仕事中、かなり奮起してくれたミニは修理に出してて、今日の足は私の愛車フィアット。どんな車だって乗りこなせるリョウだけど、やはりミニへの思いはひとしおらしく。久々に遠出したフィアットが山中でエンストなんて起こしたモンだから、口にこそ出さないケド、かなり不機嫌…おかんむり状態。それもこれも、日頃の私の管理不行き届きってコトになるワケで、どうにも弁明の余地は無し。「あのぉ…エンストしちゃってゴメンね?」「…」「車のメンテ、してなかったワケじゃないのよ?ただほら…このトコロ、珍しく依頼が立て込んだじゃない?それで慌ただしかったっていうか、そのぉ…」「……」「…ごめんなさい」いくら言葉を重ねたトコロで、立て板に水…いやこの場合、種馬の耳に念仏。とにかくどう言葉をつくしたトコロで、だんまり無口なコトにはかわりなく。こちらとしては、その鉄壁を誇る大きな背中に、ただただ謝るだけだった。

「…リョウ?ホントに悪かったと思ってる…反省してマス」「…もういいよ」それまでこだまのひとつも返ってこなかった背中から、ふいに言葉が返ってきて。空耳かとばかりに視線をあげれば、決まり悪そうなリョウの苦笑いとぶつかった。「俺も大人げなかったよ。お前に腹を立ててたワケじゃないんだ。今回の依頼がどうも…な」「あぁ、三千代さんのコト…」「…ん」今回の依頼は、金貸しだった亡父が借金のカタに取り上げた"あるモノ"を、元の持ち主に返して欲しいというコトだった。元の持ち主は、依頼人たる三千代さんの元婚約者。当の質草は、贈られるハズだった婚約指輪となれば…裏に隠された内情は、かなり込み入ったモノ。それに指輪の持ち主だった、三千代さんのかつての婚約者はすでに病死。三千代さんも病魔に侵され、あと少しの命と聞かされたら…今回の依頼、何とも言えない、重苦しさばかりが残ってしまった。

「三千代さん、持ち主に返す…なんて言ってたケド、本当は最期に一目、会っておきたかったんだろうね」足元に転がる小石を蹴りあげれば、我先にところころ転がり落ちていく。それはまるで、先程三千代さんの頬を伝った涙のようだった。「…だな。それが男も死んじまってたってんじゃ…やり切れねぇだろ」「"仕方のないコトです、気にしないで"…って、無理して笑ってたケド。本当は辛かったろうね」「…」もうこれ以上は何も言いたくないとばかりに、リョウがぶるりと首を振った時、緩やかに続いていた山道が終わり、町の中央へと続くメイン道路が見えてきた。

【2010/03/16 22:38】 | 未分類
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周囲をやきもきさせ、それ以上に、当の本人たちが"どうしたもんか"と、ため息ついてた二人の仲。それが、あろうことか、何がきっかけだったのかもわからないまま。思いがけず、自分の気持ちに素直になって。多少の照れ臭さはあるものの、長年胸にしまい込んでた互いへの感情を、ありのままに伝えることが出来た。マジな相手にゃ、恥ずかしながらいっこうに口下手な俺と、経験の浅さから、そういう方面には言葉の足らない香とあっちゃぁ、さすがにどうしようもなかったが。それでも、目は口ほどに物を言う…なんて昔の言葉じゃぁないが。堅苦しい言い訳だのは特になく、今宵、その感情の赴くままに、身体を重ねあった。

長い長い時を経てきた、その想いの分だけ、熱くなった一夜。互いの想いを、互いの熱を分け合った夜は、言葉に出来ない充足感だった。初めてのことに、たどたどしくも、俺に行為に必死についてきながら応えてくれた香が、どうしようもなくいじらしく、愛おしかった。白い肌をむきだしのままに意識を失った、その汗ばんだ額に張り付いた髪をそっとかきあげてやれば。快楽の波に呑まれた女の、幸せそうな表情(かお)があらわになる。知らず、"女"の顔をするようになった香に魅了され、溺れていく自分を感じた。…と、茶色の髪を撫で上げたその感触に香が目を覚まし。俺の顔をみとめて、その頬をきれいな朱に染めた。

「…あ…///」そう言ったとたん、くるりと背を向け、シーツに顔を埋める。あんなコトこんなコトしたあとでのこの反応って…今更だろ。とはいえ、そんな無垢なる仕草の香が愛おしくて、シーツに腕を滑り込ませ、背を向けたままの香を後ろから抱き寄せた。

「…何やってんだよ」まだシーツに顔を埋めたままの香の、その耳元と思しき辺りに唇をよせて囁けば。ピクン…と、その小さな身体を震わせるものの、まだその顔を見せようとはしない。こうなりゃ我慢くらべかと思うものの、次第に焦れてきたのは、とことん惚れちまってる俺の方。「…ちっ」と、乱暴にその身体を反転させて上を向かせ、その両の耳元に肘を立てて囲い込む。「ひゃ…っ///」ふいに世界が反転し、目の前に俺の顔を突き付けられて、その頬がさらに朱に染まるものの。敵さんもとうとう観念したようで、おずおずとした口ぶりで言葉を紡いだ。「…おはよう」「…お、おはよう…///」と、どもりながら朝の挨拶を交わすものの、まだ気恥ずかしさが先立つらしく、ふと気を許した瞬間に、つ…と視線をそらして。そして小さく、「…あ…///」と呟いた。

その視線を辿れば、彼女自身の細い肩先と、白く豊かな胸乳。そしてそこに散りばめられているのは…俺が咲かせた、無数の赤い華。昨夜、俺が夢中になってその身体に刻み込んだ、無数の所有の証。その豊かな胸の先が赤く色づき、俺の手によって様々に形を変え。白い喉を、その細い身体を、幾度となく弓なりにして快感を伝え。とうとう我慢しきれなくなった俺が遠慮もなく押し入った時。上気した頬と、熱っぽく赤みを帯びた目元。そしてギュッと眉根を寄せ、懸命に破瓜の痛みに耐えたこと。どちらともつかない唾液に濡れた唇が、幾度となく切なげに俺の名を呼んだことなどが、次々と思い出された。

「…悪い。つい夢中になっちまって…加減、出来なかった」貪るようにその身体を欲し、長いこと夢見たそれをこの手に入れたのは、昨夜のこと。その細くしなやかな身体をこの手に抱いて…理性ってモンが、ゼロになっちまった。そう…香はそれほどまでに、愛おしかった。「…ん…///」その赤い華の意味を知り、それが自分の身体中に施されているのを知り。恥ずかしさの中に、女としての喜びと誇らしさのような…そんな表情(かお)を見せて、微笑んだ。その顔に、こちらもふっと笑って、ようやく手に入れた、愛する女の存在を、しみじみと噛み締める。

「ここまで…長かった、な」「…ん///」「ずいぶん待たせちまったな…すまん」瞼を閉じ、長い睫毛が影を落とした香は、無言のまま、ふるふると首を振った。そう…それらはまるで、夢のようなひとときだった。いや…まさか本当に夢だったんじゃ…と、らしくもなく不安になる。シーツにくるまったままの香は、どこか幼げで。夕べ俺の前で妖艶な姿をさらした女と同一人物とは、思えない。けれど胸に抱くそのぬくもりもその香りも、間違いなく、外ならぬ香自身のもので。その柔らかな身体を抱きしめて、思わずにこりと笑ってしまった。

「香…」言葉にして、ちょっとたじろぐ。今まで幾度となく呼んだ名なのに、幾度となく口にした名なのに。今、改めて口にしたその名が、とろけるような心地よさを引き出すのは何故だろう?その甘くやわらかな響きに、そのあたたかさに、知らず胸が熱くなっていく。「香…」その名を口にしただけで、胸の奥がざわめいて。その響きに酔いしれてる自分がいる。冴羽リョウともあろうものが、情けない。だがしかし、こんな俺でも普通の人間らしい感情を持っていたのか…と、少なからず驚いてみたり。「…リョウ?」胸の内のそんなせめぎあいを知らぬ香が、戸惑いの声をあげた。小首を傾げるその様さえ、猛烈に愛しくなって再度その小さな唇が言葉を発する前に、己のそれで唇を塞いだ。

怯えたように逃げる舌を追い掛け、搦め捕り。ひとつのもののように絡めあう。しばらくすると、香の強張っていた肩の力が抜け、昨夜初めて耳にした、甘やかな吐息がこぼれ出る。戸惑いがちにそしてはにかみながらも、満ち足りた女の顔をする香を。誰にも渡すものかと、終生、俺だけのものだ、と。この自分一人のものであるということを、改めて確認したくて。香の了承を得るように、昨夜と同じ、ねっとりとした熱いくちづけを与えて、身体の熱を分け合って。そして抵抗のないのが了承とばかりに、香が己のものであるという確認作業をゆっくりと再開した。

【2010/03/16 22:38】 | 未分類
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大変な日に慌ただしいのかしら。(爆)

人少なな上の、超爆納&お問合わせの続出。さらには夕方間近になって商品のお調べが入って、明日昼までに連絡しろと。あのね、メーカー、もう終業で連絡出来ませんからっ!!(怒)カタログとネットをかきわけ、どうにか繋がるメーカーに確認の電話。はぁはぁ…やってられん。(爆)そんなワケで普段の作業が文字通り何も出来ず、タイムカード切って一時間の残業。4勤ラストがこれなんて、ホント、最悪デス(T_T)

さて、凹んではいられず、本日は拙宅のOPEN日というコトで記念UPデス。あいうえお題の"は"に、「はじめて呼んだ君の名は」を。もう2年くらい前に出来てたブツに補足しました。二人の初めての朝です。もう一話は、クリエイター50のお題"走り続ける"に、「その先に」。これもネタは1年前くらいかな。通勤時、続く線路を見て思いつきました。ちなみに仮題は「線路は続くよどこまでも」でした。(爆)

記憶喪失ネタももう一息ですので、これを誕生日に潜り込ませようと必死です。(苦笑)2005年から5年目かぁ…。相変わらずの駄文ばかりですが、少しは成長してますかね?感想、お待ちしておりますv

最後に、お世話になっております皆々様に無沙汰をお詫びするとともに、今後とも拙宅をよろしくお願いいたします。(ぺこり)

【2010/03/16 22:38】 | 未分類
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シフトとシフトの谷間に入り、4勤の3日目が終わりました。あとひとつ…!明日が終われば、お休みよ~っ!!(心の叫び☆)

wデー逃避を決めたはいいモノの、よく考えたらこの月末の一大イベントをド忘れしてました。うっわぁ~…ありえないっ!!(爆)そんだけ疲れてたってコトかしら。でもx2…サイト管理人として、それってどうよ。(汗)

てなワケで、休憩中も慌てて携帯カタカタと。なかなかゴール(ラスト)まで辿りつかない記憶喪失ネタを、懸命に頑張っております。しかし…明日と月末のイベントと。どっちにどれをUPさせりゃいいんだろ。(悩)

【2010/03/15 20:23】 | 未分類
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春、暖かくなって春休みというコトも手伝ってか、このトコロの人出は素晴らしく。気持ち悪いくらいウジャx2してるお客様に、すっかり気分は凹みがち。春休み…そんなモノあったっけね。私も欲しいわ(>_<)

wデーを回避出来ると思ったら、かなり気が楽になりました。(笑)でもタイトルも決まってなかったコたちに、慌てて名前つけるのも一苦労。でも仮題のままじゃ笑えるので、どーにかしないとね。いやいや、どーにかするのはイカれてるPCだって?(苦笑)

【2010/03/14 22:13】 | 未分類
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wデー話をどうしようと考えてたら、リアルwデーを忘れてまして。レジバイトの女の子たちから貰ったお返しをせねばと、仕事明けにデパ地下をうろうろと。どうにか人数分チョイスしました。かわいくておいしそうなんだケド、私の胃袋はコレを食べ物として認識してないので、どんなモンだかサッパリです。(爆)

んで、wデー話ですが…やっぱ無理です。すみません。で、代わりと言ってはナンですが、来たる16日、こんな駄管理人の駄サイトが5年目を迎えるようでして。(先月まで忘れてた・爆)その折、準備してたモノを2本ばかしUPしようかなと思ってます。例によって、まだタイトル決まってないんだけどサ。(苦笑)ダメダメ管理人ですみません(_ _)

【2010/03/13 19:45】 | 未分類
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最近、久しくご無沙汰な方々ばかりとメールする機会が多くって、つい返信を怠りがち。Aさん宛のメール中にBさんからきたりすると、頭がパンクしそうです。お返事遅くなったり送信先間違えたりしてますが、お許し下せぇ。(爆)

今日は出品した作品が入選したとのコトで、両親と書道展へ。久々に都会へ出向き、田舎モンは疲れました。(苦笑)普段なら楽しみな外食も、胃腸弱なのでお蕎麦屋さんで釜あげうどんを。確かにうどんは好きだケド、さすがにちよっと情けなかったデス。(T_T)

周囲のお休みの関係で、明日から4勤。体調100%でないから、気をつけなくちゃね☆

【2010/03/12 22:23】 | 未分類
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成仏してくりゃれと、祈らずにはいられません。

鎌倉好きな私を知る妹からのメールで、鶴岡八幡宮の大銀杏が倒れたコトを知りました。まだ携帯ニュースでしか見てないケド、画像見るだけで切なくなります。でも見る限り、舞殿には被害がなさそうなので、ひとまずホッ。順当にいけば、来月アタマには鎌倉祭で静の舞が奉納されるトコなので。倒木に加え舞殿にまで被害があったら…八幡宮側も泣くしかないでしょ。樹齢は千年とか。千年も生きたら、木だって立派な命です。どうぞ心安らかに成仏してくりゃれ。(合掌)

wデーで話しを進めてきたのですが、そこにいきつく前(件のチョコを貰ったトコ)のR&kのやり取りが、何だか妙に長くなってマス。このままだと、vデー続編てカタチで終わりそう☆どうしたモンか…はぅ…。

【2010/03/10 21:39】 | 未分類
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