日々の生活、サイト更新、趣味愚痴その他をつらつらと。
早番でこの時間まで残業すると、立ち仕事なだけにやはり足にキますね。重たいし痛いしかったるいしで、いいコト無し。明日お休みだからなのをいいコトに、始発駅の利点を生かして次の次発に座りました。ご年配の方を見つけても、席を譲らない(譲れない)って、どうなのかしらね。(苦笑)


>リヤさん
こんばんは!ご無沙汰に輪をかけて申し訳ありません。(平伏)はい、ちょうど開幕初日がお休みだったので、考える間もなく出向きました♪一大荒野のモトの姿をご存知のリヤさんも、きっとビックリの賑わいですよ。私的には、閑散とした平原の方が、想像の余地があったかなーと。大遣唐使展が終わる前に、また行ってきますっv(笑)
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【2010/04/30 20:27】 | 未分類
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昨日が満月だったハズですが、限りなく真ん丸なお月さまがキレイです。繁華街を歩いてると、ビルの隙間からひょっこり顔を覗かせて。かわいいったらないですね。早く秋になって、ススキとともに明月を見たいなぁー。(お疲れ人は夏の暑さはイラナイから、はよぅ秋になって欲しい・爆)

さて、春がどーのと言ってる間に、もうGWですね。てなワケで、早くも初夏の勢いですが、先日来の寒の戻りみたいな寒さをモトに、風邪ひきリョウの「だいじ。」をUPです。思い付きとなったのは、一昔前、若出産で妹が入院中、姫一人を預かってた時期がヒントでした。

一人ぽっちの姫を甘やかせてたのですが、触らせると危ないモノへも平気で手を伸ばすのでヒヤリとし。危険の意味も理解しない彼女をどーしたモンかと考えた揚句、「これは大事だから触らないでね」と教えたトコロ、「だいじv」と、その意味を納得したようで。それ以降、ハサミだの割れ物だのはみんな"だいじ"になったのでした。思えばパパ、ママ、ご飯等の日常語以外で初めて覚えた、意味あるコトバだったのかもね。だからかな。私もこのコトバがすごくだいじ。姫がカタコトで口にしてたので、漢字より平仮名的読み方でヨロシクです。…って、CH色、カケラも無いしっ!!(苦笑)

はてさて、小学校入った今の彼女の"だいじ"は、何なんでしょうね。(笑)

【2010/04/29 22:19】 | 未分類
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桜も散った初夏間近というのに、このところのバカみたいな気温差はありえなく。さすがの俺も根をあげたのか、珍しく風邪をひいちまった。密林の中での過酷な行軍ならおてのものだが、この気温差はいただけない。「見た目によらずデリケートなのね」とは、手厳しい相棒の言葉だが。ンな毛糸玉みたいに着膨れてるお前にゃ、言われたかねぇな。色気のカケラもあったモンじゃない。…ったく、少しは女だってコト、自覚して欲しいモンだ。

そんな口うるさい相棒も、寝込むコトなど稀な俺を見放すのは、さすがに良心が痛んだのか、風邪薬だの氷枕だのと手厚い看護をしてくれて。そのおかげかどうかは別だが、数日して、ようやく回復の兆しが見えてきた。熱も咳も治まり、身体もかなり楽になってきたトコロ。今日は暖かいからと、久々に身体を拭いてもらうコトにした。手っ取り早くシャワーを浴びちまいたいトコロだが、鬼の看護婦殿がいる前じゃぁ、ワガママを言えるワケもなく。ココはおとなしく従うしかないか、と、諦めの吐息をついた。

「うっぷ…汗くさぁ~」まだ少しけだるい身体を動かしてパジャマを脱げば、受け取った香が嫌そうに鼻を摘む。「しかたないだろ?汗かいたから治ったようなモンなんだから」「うぅ~…わかってるわよ」口ではそう言いつつも、二本指で摘みあげる仕草は、バイキンそのもの。おいおい、その仕打ちはないんでない?そんなため息まじりの中、熱い湯にくぐらせたタオルを渡されて顔を拭えば。「かぁ~っ!!気っ持ちいいっ!!」と、しみじみ本音が口をつく。一方の香は、もう一枚のタオルを持って、背中に回り込んだ。

後ろ髪を軽くかき上げ、うなじから首筋、肩へと熱いタオルで拭われる。汗でベトついた身体に、熱過ぎる感のタオルが心地よかった。「ん~…少し痩せ、た?」「まぁ、寝てばっかだったからな。しばらくすりゃ、戻るだろ」本来なら今からでも腕立てなどして、鈍った身体を動かしたいトコロだが。ンなコトしたら、風邪が治ったどころか、地獄行一直線だから出来ゃしない。俺だって、さすがにまだ命が惜しいからな。(苦笑)腕や胸などを拭いつつ、背中越しに香とそんな会話をしながら、肩に置かれた指先をチラと盗み見た。浅黒い俺の肩に、白い指先がやわらかく食い込む様は、どこか卑猥。また、肩越しにチラと盗み見る姿は熱心さ極まりなく、まるで子供が新しいオモチャを手に入れたよう。いったい何でそこまでムキになるんだか…と、小さく笑みがこぼれた。

そんな一生懸命さがかわいくて、とある部分に小さな予兆を感じれば。熱心に背を拭く、その茶色い猫毛がふわりと背中をくすぐるのやら、その熱い吐息が肌にあたり。今まで寝込んでた分、ドコぞへと忘れてきた感覚が、とある部分へと集中していく気配。まずい…何だかおかしな気分になってきた。風邪のウイルスが去ってったと同時に、どうやら休んでた諸々のモノが、一気に復活してきたようで。このままココでおっ立てたらどうなるんだと、焦れば焦るほど、身体は正直に反応し…。

「はい、終了」ぽんと肩を叩かれて我に返れば、ぎしりと音を立て、ベッドに半身を預けていた香が立ち上がる。あまりの気持ちよさに、我を忘れていた己に苦笑。そしてその心地よさを今少し味わいたくて、「え~?下は?」と、らしくもなく甘い声でねだってみれば。「…それだけ元気があれば、自分で出来るでしょ!!」先程のかわいらしさはドコへやら、と、見事なまでにシーツを押し上げてる部分をジト目でにらまれた。ははは…気付いてましたぁ~?(苦笑)

「元気になったんなら甘やかす必要ないわよね。あとは自分でやんなさい!!」少し温くなった洗面器の湯でキュッとしぼり直したタオルをぺしりと投げ付け、香は頬を真っ赤に染めて出て行っちまった。口が悪けりゃ態度も悪いが、その少し面やつれした表情(かお)からは、ここ数日、いかに心配かけたかが伝わってくるというもので。申し訳ないと同時に、そこまで彼女に大事に思われてるコトが、面映ゆい。人に優しくされるには、それなりの裏があると勘繰る生き方しかしてこなかったから。だからこんな些細なコトでさえ、たまらなく嬉しくなっちまう。ましてやそれが、惚れた女ならなおのコト。「…まいったね、まったく」どこまで腑抜けになったものやらと思いつつ、心と同じ、気持ちのいい初夏の陽射しが差し込むブラインドに目をやりながら、くすりと笑みをこぼした。

【2010/04/29 22:18】 | 未分類
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奈良の人。(笑)

相変わらずのサービス残業に凹みつつの帰り道、電車の待ち時間に旅行会社のパンフを手に取り、どうにか落ち着きを取り戻しました。えぇ、もちろん奈良で。(笑)

こないだ行って来ただろうなんてコトバは、私にはききません。着けば「奈良!!」で、戻れば「次、いつ行こか」なので。GWの混雑ぶりはある程度覚悟してるので、その後のご褒美くらい…ねぇ?そんなワケで、心はすでに奈良にアリ。(にんまり)

【2010/04/27 20:32】 | 未分類
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新聞に、チラと好みの端をくすぐられた本が出てたので、例の会社近くの書店に行ったのですが。新刊のクセにドコ探しても見つからず、ようやく捜し当てたソレは通路の隅にありました。ん"~…ココに配置した理由がわからない。やっぱり使えない書店だわと、イライラ&ムカムカ度MAXでの車中デス。(爆)

休憩時間、ふとしたコトからさゆりさん絡みのネタを思いつき、時間いっぱいで携帯にメモも残せないままにフロアにUターン。移動の合間にもおいしいシチュやセリフやフレーズがバンバン飛び出てくるので、仕事あけまで忘れないよう必死でした。(苦笑)先程思い出しつつカタカタ打ち込み始めたケド、やっぱり何だか微妙な感じ。あの時、時間ムシしてもメモるべきだったか?!わーんっ!!(爆)


>Sさん
こんばんは。奈良はたまりませんねー。ホント、移住したいです。吉野の桜もキレイでしょうね。私は秋好きなので、早くも秋の紅葉が楽しみです。(笑)

【2010/04/26 20:33】 | 未分類
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お腹の赤ちゃんは…って、ウソですけど。(苦笑)CH妄想が、ってコトですね。

奈良行くと妄想が快調です。新幹線や在来線の移動時間と、自宅なら手元にマンガなりが山と転がってるケド何もない、夜のホテルの時間つぶしってトコかしら。(苦笑)昔々のネタの山から、使えそうなトコロをあらかじめチョイスして。そして移動や夜のしじまに妄想してくんです。今回も新幹線でネタ打ちしてたんですが、途中で爆睡してました。(笑)あとお題をひとつ、今朝の通勤時から始めました。この調子でいくとヨイなぁー。

昨日はキムタクの追悼試合でしたね。お休みだから行く気満々だったケド、すでにチケット完売で諦めて奈良に行ったのでした。でも帰宅してからバッチリ観戦。同級生・谷、おいしいぞっ!!みんな肩の喪章にチラと視線を走らせたり触れたりして、傍にいるコトを実感したんでしょうね。うっうっうっ…。(>_<)息子さんの始球式も感涙モノでした。ナイスボール!!大きくなったらGにお出でね。待ってるよ!!p(^o^)q

【2010/04/25 21:24】 | 未分類
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ですから…と、平城京遷都1300年祭のイベント開催初日たる今日。お休みだからと参った次第でございます。(笑)

いつもながら3時間睡眠でよくやるわと思ったケド、さすがに疲れてたらしく新幹線内で爆睡☆さらにはただのだだっ広い野っ原だった平城京宮跡が、一大イベント会場となったためにあふれんばかりの人の波!!一方通行だのと予想外の制限まで出され、予報を裏切って時折ひどく降られたりして凹みまくりで早々に退散デス。公式イベント初日のクセに何たるザマ!!(爆)でもきれいに整備された宮跡は、かつての華々しく厳かな都の様を、十分に見せてくれました。

まぁ今年いっぱい楽しめるワケだから、とりあえずは身体を大事にしましょう。GW明けの次シフトあたり、連休取ってのんびりしたいな。それよか早く、移住計画進めよや。(ニヤリ)

【2010/04/24 15:24】 | 未分類
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通勤経路が変わって、お気に入りの大型書店とサヨウナラ。それだけでも悲しいのに、職場近くの書店まで改装しやがって。駅直結で使いやすかったコミック関連が、ビルの最上階に移動とはっ!!あのぉ…ドコまで私を怒らせたいですか?(爆)

本好き人間にとって、お気に入りの書店を探すのは大変なんですよね。書店ごとの微妙なラインナップを見て、好みの品揃え書店を選ぶのは至難のワザです。ココだって、他にないからかろうじて利用してるってのに。(実質満足度は70%くらい?)繁華街のクセに使えない書店ばっかなんだから…くそっ!!頭にくるなぁ。(怒)

【2010/04/23 20:24】 | 未分類
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先日から一週間、葵ママが妹のトコロに行ってるので、お休みの今日もおさんどん。早番遅番があるので大変だけど、それなりに楽しく家事をしちょります。

ただやっぱり食事面が大変かな。葵パパも年齢的に少量&薄味で、私も胃腸面がイマイチで。出来合いのモノだと油っこいので、必然的にすべて手料理。バタバタ出てったせいか冷蔵庫内が乏しくて、今日は食材補充に徹しました。明日は早番だから、朝食準備もバッチリですv

台所仕事してると、今まで割とCHモードになってました。家事=カオリンて感じ?でも今回、今んトコならないんですよ。どーしたのかな。リョウを思いながら料理するカオリン。夜遊びに文句を言いつつ料理するカオリン。なりきりモードで頑張りますっ!!(笑)

【2010/04/22 22:14】 | 未分類
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文字どおり空気の読めないお客様にラストに居残られ、レイアウト変更だってのに時間がどんどん圧迫されて大変でした。閉店間際に駆け込んで来て、A・Bどちらか上司の意見を仰ぐって電話するなんざ…バカだろ、お前。(爆)それが20分くらい続いたから、さすがの私も表情に出ないよう必死でした。おかげでレイアウト変更完了までもズレ込んだしね。あー疲れた!!

久方ぶりに活字(読書)生活しようと思ってたクセに、気付けば毎日カタカタと。これだけネタが立て続けに浮かぶのも稀だから、まぁたまにはいっかぁ~と。(苦笑)積ン読たちに祟られないよう、気をつけます☆

【2010/04/21 22:42】 | 未分類
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「ただいまぁ~…って、あらやだ。リョウ、帰ってたの?」誘われる春風の柔らかさに眠気を受け、恥ずかしながら、いつの間にかソファでうたた寝しちまったらしい。買い物でもして来たのか、大きな買い物袋を抱えた香が、のんきそうな顔を覗かせる。「…おう。お前こそ、買い物か?」あの手紙の野郎のコトなど、微塵もその気配に出さない香に胸がざわめく。わざわざ俺に話すコトでもないってコトか?お前にとって、俺はそれだけの存在なのか…?渦巻く思いとは裏腹に、それを口にする勇気はなくて。リモコンを取るフリをして、わざとテーブルの手紙を床に落とした。

「うん。友達が来てたんで、駅に送りがてら伝言板と、夕食の買い出しにね」「友達…?」「うん、こないだ同窓会で会って、相談があるからって…あら?」開け放たれたベランダから吹き込む風に、そう重くない手紙がふわりと舞って。そのまま香の足元へと運ばれていった。「あらやだ。由布子ったら、肝心の手紙、忘れてったわ」「…へ?」足元に不時着した手紙を取り上げて、ため息まじりに傍らのバックに捩込んで。取り出した携帯をピピと弄って、相手が出たのを確認してまたため息をついた。

「もしもし、由布子?今、ドコ?あぁ、もう着いちゃったんなら、仕方ないわね。肝心の手紙、ウチに忘れてったわよ?大丈夫?まぁ、日にちと時間だけ覚えてるならイイけど…あっ!!名前は?そうそう、柳沢さん。あらやだ、ちゃんと覚えてるのね。案外由布子も、期待してるんでしょ。ふふ…冗談よ。うまくいくよう、祈ってるわ。あとで結果、教えてね。うん…それじゃ」肩をすくめ、くすりと笑みをこぼしながら携帯をバックへとしまい込んだ。

俺の知らない"同級生"との会話。ジョークを交え、楽しそうに笑う俺の知らない香を見せられて、軽く嫉妬してみたり。だが、まてよ。今の会話からすると、もしかして…?呆気に取られる俺に気付いた香が、あぁという顔でくすりと笑って。買い物袋の中のものをテーブルに仕分けしていきながら、「あのね」と口を開いた。

「あのね?さっきまで高校のクラスメイトだった由布子って子が来てたんだけど。こないだの同窓会で、私が探偵まがいのコトしてるっていったら、気になるコトがあるって、相談されちゃったのよ」「へぇ~」この展開、もしかしてもしかしなくても、やっぱり…?「通勤時に、いつも誰かの視線を感じるんですって。それが気味悪くて…って相談しに来ようとした矢先、その相手から手紙が着たらしいのよ」「ふ…ん」「後をつけられたのか、マンションの郵便受けに入ってたそうよ。宛先もなく、差出人もない手紙。でも中を見たら、由布子に一目惚れした男の人からのラブレターだったのよ」「はぁ…なるほど、ね」

先程の電話からある程度予想してたとはいえ、明確な答えを貰って突如我が身に降り懸かる脱力感に、声も出ない。まだ見ぬへなちょこストーカー野郎に嫉妬した勢いが勢いだっただけに、それが悲しき勘違いだと気付いたあとの気まずさといったら、どうにもならず。とりあえず、件の手紙が香宛じゃなかったコトだけ、ヨシとしようじゃないか、という結論に辿り着く。「…ん、で?その由布子ちゃんは、ヤツと会う気なのか?」手紙が香宛だと思い込んでただけに、その先が気になって声を掛ければ。大きな瞳をぱちくりとしばたいて、あら珍しい、こんな話しに興味あるの?という意外な顔をされた。

「ん~…ちょっとストーカー気味で怖かったみたいだケド、一目惚れされたって言われて、気分は悪くないみたいよ?」「んじゃ、付き合うのか?」確かに惚れられたってのは気分いいだろうが、それだけで見たコトもないヤツに会うのかよ。付き合ちまうのかよ、と、軽い苛立ちを感じたり。「あぁ、それはないみたい。由布子、彼がいるのよ。同じ職場の人で、いつもは口喧嘩ばかりなんだケド、お互いをストレートにぶつけ合える、いい関係なんですって。ふふ…のろけられちゃったわ」口元に指を添え、その時を思い出してか、くすくすと楽しそうに微笑む香。「でもね?こうして手紙までくれたのを、無視するのも悪いでしょ?だから一度会って、付き合ってる人がいるって、キチンとお断りするみたいよ」「へぇ~…」

話しはこれでおしまいとばかりに、テーブルに広げた食材をよいしょと抱え、香はキッチンに向かってく。その背中にふぅと安堵の息がこぼれるのを止められなくて。頭をがしがしと掻きむしりながら、思わず苦笑。「勘違いだなんて…ったく。俺としたコトが…な」コトの真相を知るまでの間、どれだけ自分が苛立ってたかを振り返って、また苦笑。

そこまで気になるなら、手っ取り早く"自分のモノだ"、と。周囲にも、当の本人たる香にも公言しちまえばいいモノを。「俺にだって、出来るコトと出来ないコトがあるんだよー…っと」誰に言い訳するでもなく、ポツリと一人、呟いて。翻るカーテンの向こう、夕方にはまだ早いのどやかな空に微笑んで。「ふわぁぁぁ~…」と、大きく欠伸をひとつして。そのまま安堵の笑みをこぼしながら、ソファにごろりと身を投げ出した。

【2010/04/20 21:32】 | 未分類
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「たらいまぁ~」桜の花も満開の、のどかな春の昼下がり。ドコもかしこも花見をしようってぇ家族連れやカップルばかりで、日課のナンパも思うようになりゃしない。美樹ちゃんが留守にしてるんじゃ、タコの顔見ながらコーヒーってのもいけ好かず。仕方なしといつもより早目にアパートに帰ってみれば、意外にも、香の姿は見当たらなくて。ため息まじりにコーヒーをいれ、一人、リビングのソファにどっかと腰をおろした。コーヒーを一口、二口。開け放たれたベランダから降り注ぐ穏やかな春風に、思わず欠伸。情けねぇやと、テレビをつけようとテーブルのリモコンに手を伸ばして、重ねられた新聞や雑誌の下から覗く、一通の封筒に気がついた。「…んぁ?何だ、こりゃ…?」

宛名も差出人名もない、真っ白な封筒。それほどの厚みもなく、せいぜい中身は1、2枚。特に封印されてるでもなく、開封された形跡もないから、このままポストにでも放り込まれたんだろう。さて、どうしたモンかなと、ぺらぺらと振り回してみるが、やはり気になり、中身を取り出せば。予想どおり、封筒と同じ真っ白な便箋が2枚、几帳面に折られていた。誰に気負うワケでもないが、多少の後ろめたさを感じて周囲をきょろと見回して。誰もいないのを確認して、四つ折された便箋を開いていった。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

はじめまして。突然のお手紙、さぞ驚かれたでしょう。ご無礼をお許し下さい。

実は街であなたをお見掛けし、恥ずかしながら一目惚れしてしまいました。雨の日も風の日も、みんながけだるげに歩く暑い夏の日も、凍えるような北風の吹く冬の日も。あなたはいつも明るい笑顔で、笑っていましたね。それをお見掛けする度に、私も頑張らなきゃと励まされました。仕事がうまくいかなくて落ち込み気味の時など、何度その笑顔に励まされたかわからない程です。そしていつしか、その好意を押さえられなくなってしまったのです。

背の高い男性と親しげに歩かれているのを何度かお見掛けしましたが、ひょっとしてお付き合いされている方でしょうか。口喧嘩したりして歩かれているのを拝見し、それが私の杞憂であって欲しいと願ってやみません。どうかお願いです。一度お食事をご一緒させていただけませんか?直にお話させていただく機会を与えて貰い、私という人間を少しでも知っていただけたらと思います。

〇月〇日、夜7時。いつもお見掛けする新宿駅東口にてお待ちしています。仕事が終わり次第駆け付けます。その日、あなたの笑顔と向き合えることを祈っています。

柳沢雄二

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

「ふ~ん…?」几帳面に折られた便箋に、筆圧も弱く、やたら畏まった文面。そこから察するに、香好みの、線の細い優男系なのは間違いなさそうだ。だいたい一目惚れとか言っといて、春も夏も秋も冬も、と。結局一年間、香を盗み見てたってコトじゃねぇか。それって男として頼りなくねぇか?情けなくねぇか?この手紙にしたって、宛名も何も書いてないってコトは、香の後つけて、アパートを確かめたってコトだろ?下手すりゃ一歩間違えて、立派なストーカーじゃねぇか。そいつがおこがましくも、一緒に食事だと?バカ言うのもたいがいにしろってんだ。

鼻息荒く、四つ折した便箋を乱暴に封筒に押し込む。あまりに胸クソ悪く、見えないストーカー野郎の代わりにと、件の手紙をギロとにらみつけてみるものの。しかし…と、小さくため息をこぼしてしまう。「でも、まぁ…ある意味、うらやましいヤツだよな」言葉を交わしたコトすらないが、男として香に惚れてると、キチンと断言出来るヤツ。そして面と向かい、その胸の内を香に伝えようとしているヤツ…。「ぎくしゃくしたくなくて、みっともなく逃げまくってる…俺の方が情けねぇか」

今の今まで、見えない野郎にムカついてたクセに、己を振り返って急にトーンダウンする情けなさ。たとえ線の細い優男だろうが、こっそり後を付け回すストーカーまがいの男だろうが。香の気持ちを知りつつ無視し、自分の気持ちにフタしてグズグズしてる俺と比べりゃぁ…はは。大差ねぇかもしれねぇな。

さっきまでの怒りはドコへやらと、心の内に広がる、やる瀬ない感情。この手紙がココにあったたコトは、香はもう、すでに目にしているワケで。別に俺がとやかく言うコトもないし…言える立場でもないし。香がこのストーカーまがいの野郎に会いに行こうが、俺にゃぁどうするコトも出来やしないんだ。はぁ…。日頃、男女だの暴力女だの、世界で唯一もっこりしない女だ、などと。自分が撒いてきた種とはいえ、それで香が自信を無くし、自分を女として認めてくれる野郎に惹かれてくのは…まぁ、自然の摂理としちゃぁ文句は言えなくて。結局は俺自身が撒いた種か…と、ソファに寝そべり。のどやかな青空にほっこりと浮かぶ、真っ白な雲を見上げて。そのやる瀬ないまでに白い綿雲の流れていく様を、ぼんやりと目で追った。

【2010/04/20 21:32】 | 未分類
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東京も雨が降ってきましたが、先日来の冷たい雨じゃなく、生暖かいのでムシムシと。フロアでバタバタしてきた私には、すでに梅雨の走りとしか思えません。困ったちゃん(>_<)

んで、延ばしx2にしてた春ネタ、「ラブレター フロム…」をUPです。往年の名曲からタイトルを捩りましたが、私は微妙にそれよりあとの世代ですのであしからず。(苦笑)勘違いリョウはかわいくて楽しいな。ナンパしまくりのリョウにヤキモキしまくりだから、たまにはこちらの気持ちもわかってもらわなきゃね?カオリン。(笑)

【2010/04/20 21:31】 | 未分類
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今年度の立ち上げと新卒さんたちの歓迎を兼ねた飲み会に参加したら、思いがけず長居。明日も仕事だから、ほんの1時間の予定だったのに。新卒さんたちの余興が見モノというコトで、ズルズル居着いてしまいました。まぁさすがに笑えたけどぉー。(苦笑)

昨日のお休みは、またもや目覚まし消してズルズル寝込み。結局一日パジャマ人でした。でも録画しっ放しだったシロモノ、5時間分くらい見れたかな。そういう意味では充実してました。うん。(笑)

で、イキナリ思い立ったリョウの風邪ひきネタが思いがけず楽しく進み。寝入りばなと今日の休憩中にカタカタ打ち込み、なかなか面白い感じになってきました。熱心に打ち込み過ぎて、親指痛いんですけどっ!!(爆)

春絡みもまだ残したままなので、明日あたり最終チェックしてUPしますー。

【2010/04/19 21:58】 | 未分類
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早番であがり、近くのブクオフをブラついて駅まで行ったら、フロアから呼び出し電話。仕方なく戻りました。たいしたコトなかったんだケド、連絡の行き違い…みたいなモノで。でも変な疲れ方したので、ケーキを買っての家路です。明日はお休みだもん♪(笑)

雨雪ともにやんだケド、寒いですね。早くぬくぬくお布団に入りたい!!立ち疲れは座るより横になりたい…ヘルニアで学んだ教訓(?)です。

【2010/04/17 20:55】 | 未分類
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寒いと思ったら、東京にも雪の予報が出ましたか。しかも明朝の気温、2度?!桜も散った4月だってーの。明日早番の私は、起きられるか心配デス。(爆)

そんな寒の戻りもいいトコで、何故だか私は夏、残暑ネタを打ち込んでたりします。いつだかピピピとくるモノがあって、タネとなるあらすじだけメモっといたんです。で、ここんトコの暖かさに、ちょうどいいかと思って打ち込み始めたら…寒いがな。(爆)かじかむ指先で暑いの何のとは言えず、雰囲気も出ず。リアリティのカケラも無いので中座しました。いつになったら続きが書けるかなぁー。(苦笑)

【2010/04/16 21:34】 | 未分類
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といっても、サーフィンじゃなく、CH妄想のコトです。(笑)

イベント時期を終え、肩の力を抜きゃぁいいのに。何故かいい感じの波が来てて、毎日楽しくカタカタ打ち込んでます。思えばバレンタインあたりから、ずっとCH漬けだよなー。読書の"ど"の字にも縁遠い日々。少しは外部刺激を受けなきゃ、だよね。適度にキリつけて、またしばらく活字生活に戻ろうかな。でも、この調子いい波を逃すのは惜しい気が…?どーしましょ。(苦笑)

携帯チェック入れたら、今日は坂本っちゃんの満塁打で無事白星じゃないですか。うっわぁ~!!見たかったっ!!(身悶え☆)

【2010/04/15 22:08】 | 未分類
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何だろう。

ゴンちゃんはうまく立て直せてた。それを変えたからかなー。でも山口っちゃんだって、悪かなかった。強いて言えば、打てなさすぎ?むこうさんもそうだったケド、今日はやけに当たりが悪く、バックネット越えが多かったな。だからと言って、スンちゃんのHR以外、当たりが寂しいってのはどーよ。あと、あれは何回だっけか。バントに対して前進守備が過ぎて、一塁カバーが間に合わなかったやつ。あれはいただけない。くぅ~っ!!(>_<)゜・。

本日、Iさまと仲良くハモった三大セリフ。
「(あちらさんの応援が)うるさい」
「どーしてっ!!」
「あぁ~~~っ!!!」

以上です。(爆死)
今期初観戦は最悪スタートでしたが、次回リベンジ、頑張りますっ!!

【2010/04/14 22:12】 | 未分類
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というワケで、ドームに向かっております。お天気が不安定ですが、そんな気分とは裏腹に、応援する気満々。ガッツリいきますよっ!!

そんなワケで、件の冴子さんネタ、「花ふぶき」を早目のUPです。先日お花見した時、風が強くてすごい桜ふぶきで。髪にからまった花びらを見て思い付いたモノでした。香の猫毛に絡まるのを楽しそうに取るリョウも捨て難かったケド、やっぱり髪に絡まる花びらが似合うのは、冴子さんかな…と。桜のはかなさと冴子さんは、やっぱり譲れないかな。長さの関係で区分けしたら、槇ちゃんとのやり取り、リョウとのやり取りがわかりづらくなったかもです。ごめんなさい。

作中の笑顔を貼付ける…のくだりは、実体験です。どうしたって我慢を強いられるのは、先に生まれた者ですよね。損だわぁー。肩肘張らず、素のままで笑ってワガママ言える相手。私も早く見つけたいデス。(苦笑)

【2010/04/14 17:20】 | 未分類
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◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

「あ…」見上げれば、満開を迎えた桜が早くも散り急ぐように風に舞っている。そのきれいな花ふぶきのスクリーンの向こう側から、一人の男がこちらへと、息せき切って向かって来た。「…悪い…遅れた」背を丸め、膝に手をつき、ぜいぜいと息を荒げる姿が珍しくて、思わずくすりと笑ってしまった。

「どうしたのよ、リョウ。そんなに息せき切って。あなたらしくないんじゃない?それに…香さん、は?」呼ばれた男は額に張り付く前髪を忌ま忌ましげにかきあげて、じろりと漆黒の瞳でにらみを返した。「…ったく…何だって俺がこんなコト…」「…え?」「悪いが、今日の花見はキャンセルだ。香のヤツが、熱出しちまってな」「まぁ…」「こないだから熱っぽそうな顔してたんだが、あのバカ、寝てろったって言うコト聞きゃしねぇ。今朝も真っ赤な顔して弁当こしらえて…結局、ダウンしやがった」「香さん、今日のお花見、楽しみにしてたものね」今日はいつもの面々でお花見をしようというコトになって、仕事の関係で参加を危ぶんでた私もどうにか合流。会場に行く前、ココで待ち合わせをしていたのだ。

「んで、せっかく作った弁当だから、せめてみんなで食ってくれ、とよ」ほい、と手渡されたのは、かなり大きめのバスケット。中を覗けば、彩りよい散らし寿司に、菜の花の白和えをはじめ。唐揚げやらサラダやら、だし巻き卵やらがギッシリと。まさに"これぞ花見弁当"という感じ。「これだけ作るの…大変だったでしょう」「あぁ。だるそうな身体してたから、しょうがなく昨日は買い物つきあってやれば、この有様だ。…ったく、自分の身体の管理くらい出来んのかね、あのバカ」そう言う口ぶりは至って忌ま忌ましそうなのに、その視線はチラチラと元来た方…彼女が眠る、自宅アパートの方へとさまよって。心配してる様子が手に取るように伝わってきた。

「…わかった、これは預かっとく。みんなには、そう伝えるわね」「あぁ、よろしく頼むわ」言うが早いが、踵を返して。今にもまた駆け出して行きそうなその背中が、思い出したようにピタリと止まって、やおらこちらへと戻ってくる。「…なぁに?忘れ物?」と、首を傾げる私の顔に、そっと指を伸ばし。耳元の髪一筋を、そっとはらった。「…っ」何気ないコトなのに、珍しく肌に触れたリョウの体温に、思わず胸がトクリと音をたてれば。「ほら…花びら」と、目の前に、無骨な指先で摘んだ一枚の桜の花びらを見せてよこした。「…あ…」あまりに突然のデジャ・ウ゛に驚きつつも、それが自然の習いのように、両手でお椀を作って受け止める。

「…あ、ありがとう」どぎまぎしながら、形ばかりの礼を述べる私に、件の男はにやりと笑う。「ふ…花びらが似合うなんて、一応お前も、女だったんだな」「何ですって?!」せっかく胸をときめかせたのも、一瞬で。あまりな言い草に掴みかかろうとすれば、すんでのトコロで逃げられた。「んじゃぁ、俺は口うるさいガキのお守りすっから、みんなで楽しんでこいよ」そう言って、にやにやと楽しげな笑みを浮かべながら立ち去る後ろ姿は、どこか楽しそうで。彼女の具合を気に掛けつつも、ホントは誰にも邪魔されるコトなく、二人でいられるコトが嬉しいみたい。

「まったく…あまのじゃくなんだから」ぷぅとふくれつつ、見送る背中。ひと昔前の"あの人"のそれとは大きさが違うケド、花びらの舞う中、それを切なく見送る私は同じ立場で。その理由の大元たるのが、また同じ一人の女性であるコトに…苦い笑みがこぼれるのを止められず。「結局香さんには、どうしたって負ける運命…なのかしら?」勝ち負けがどうというワケじゃないけれど、二人の男の背を見送るのが、共に一人の女性によって…という偶然を、偶然というコトバで片付けていいものかと、しばし考えてみたり。

とはいえ、どうこうなるものでもなく。「でも…うだうだ考えたトコロで、何もはじまらないのよね」という結果に落ち着いた。通りを行く車のミラー反射に眩しくて目を細めれば、麗らかな春の陽射しがいっぱいに降り注ぎ。自然と心が和んでいく。何だかもう、色々考えてたコトが、バカみたいになってきた。「それに…天下無敵のリョウだって、どうしたってあなたには勝てないもの…ね?」くすりと笑いながら愛用の手帳を開けば、パウチされた桜の花びら。あの時の花びらは、槇村亡きあとも、いつも私の傍にいた。「今までも、そしてこれからも、ずっと…ね」栞代わりのそれに、軽いキスをひとつ落として。リョウから受け取った花びらを、掌の上でふぅと吹き飛ばせば。春の穏やかな風に乗って、それは他の花びらたちとともに、ビル街の奥へと飛んで行った。

それらを見送って、思い出したようにガードレールから腰をあげる。「さて…と。せっかくの香さんの心づくし、大事にいただかなくちゃ」愛情いっぱい詰まったバスケットをよいしょと握り直して。ファルコンをはじめ、いつもの面々の待つお花見会場へと、花ふぶきの中、一人、歩き出した。

【2010/04/14 17:20】 | 未分類
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「…行ってあげて」「冴…」期待が大きかっただけに、多くを語れば涙がこぼれそうで。すべてを言われる前に、言葉を重ねて打ち消した。「大丈夫。私なら大丈夫だから。だから…帰ってあげて?」心を隠した微笑みは、私の悪いクセ。無理するコトはないのに、素直に言えばいいのに。自分を隠し、その場を取り繕うために、精一杯の笑みを浮かべる。誰に学んだワケじゃない。長女に生まれ、周囲の期待に応えるべく。生きていくのに必要だった身を守る術。それを今、何もこの人の前で使わなくたっていいのにね…。

「…すまん」心から申し訳なさそうに、頭を下げる。嘘偽りなどない、心からの言葉。こんな人だから、好きになったのに。こんなにも好きになった人なのに。私はこの人の一番にはなれないの。「今度、必ず埋め合わせする。何かリクエスト、考えといてくれ」そんな気遣いなんかいらないから、今日はずっと傍にいて…?思わず口に出そうになった本音を押し止めて、また偽りの仮面を深く被る。「いいから、ほら…早く帰ってあげなさい」「…」笑顔で送り出そうとする私を、眼鏡の奥の瞳がじっと見つめる。静かなそれは、けれど何かを探ろうとしている色で。それに負けてしまわないように、その視線から逃れるように。よれたコートの肩をくるりと返し、猫背の背中をぽんと押せば。思いがけず背を押されたかたちとなった槇村が、そのまま数歩、よろけて行った。

「…じゃぁね」最後の砦となる笑顔の仮面を顔いっぱいに貼付けて、手を振れば。ついと振り返り、意外にも骨張った無骨な指を伸ばして私の髪をそっと掬い上げる。頬に耳に、今しも触れそうな指先に、思わずぴくりと身体か震えた。「桜…」「…え?」「ほら…花びらがついてた」くすりと笑いながら、つまみあげたそれは、先程から風に吹かれてた桜の花びらの一枚で。「あ…」目の前に持ってこられたそれに、私は思わず、水を掬うように両手をお椀型にして。そこへ槇村が、そっとそれを乗せた。

「花冠…とまではいかないが、似合ってたぜ?」ヨソの男が言えば、そのクサさに呆れる程のセリフだけど。槇村ほどお世辞の下手な人はいないし、そのはにかんだような照れ臭げな表情(かお)からして、嘘偽りなく言ってるのがわかる。「…ありがとう」受け取ったそれを捨てるのも忍びなくて、両手の中にぎゅっと閉じ込めれば。「じゃぁ、今度…な」と言って、慌てたように走り去る。その急ぎ方がまた癪に触ったケド、両手の中に残る花びらに視線を落として、ふっと微笑んだ。

【2010/04/14 17:20】 | 未分類
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春もベストシーズン。仕事の区切りもついたから、たまには二人で息抜きしましょうと、私から誘った夜桜見物。…なんて、名目は結局のトコロ、何でもいいの。署の連中にも内緒な二人だから、誰にも邪魔されず、槇村と一緒にいられるのなら。それだけで、その理由は何でもよかったの。

二人一緒に歩くのは目立つから、と、一足お先に退署したのは私の方。警視庁の月とスッポンなんて、そんな陰口叩かれてるのは知ってるケド。私は二人のコト、公にしてもよかったのに。「娘を奪った男として、四六時中警視総監から睨まれたらたまらない」なんて、槇村が言うモンだから。二人の仲は、まだ誰にも内緒。「まぁ、そんな意固地なトコロが好きなんだけどね」なんて、誰に語るでもなくポツリと呟いて、くすりと笑った。

待ち合わせは、新宿の外れにある穴場的スポット。いつだか見回りの最中に見つけた公園なんだケド、街中から外れた一角のせいか、街の名所たる新宿御苑に客足を奪われがちなせいか。いつ見てもあまり人気がないのが幸いだった。

近くのデリカで簡単なおつまみを買い込んで、公園のベンチに腰を下ろす。待ち合わせまでまだ少しあったので、手鏡を出して身嗜みの最終チェック。いつも事件に追われて殺伐とした姿しか見せてないから、こんな時こそしっかりしたいと思うのが乙女心ってモノでしょ?乱れた髪を手ぐしで整え、はがれかけてたルージュを派手にならないよう塗り直す。見上げる桜と勝負する気なんて更々ないケド、好きな人には、いつだってきれいな自分を見て欲しいと思うもの。当然…でしょ?

くすりと笑いながら手鏡をしまい、ゆっくりと夜の闇を纏い始めた空を見上げ。このところの日和に満開となった桜の枝ぶりに、目を細めた。でも、待てど暮らせど、待ち人・槇村秀幸は姿を見せず。まだ弱冠の冷たさをまとう春の夜気に身体を震わせ、襟元のストールを深くした。「帰り掛けに、誰かに用事でも言い付けられたのかな。要領悪いものね…ふふっ」口元まで被ったストールの中で、くすりと忍び笑い。今まで、こんなにも心惹かれる人はいなかったから。こうして好きな人を待つ時間は、苦でも何でもなかったの。

風にはらはらと散り始めた花ふぶきに目をやっていたトコロ、ようやく槇村が息せき切ってやって来た。「…すまんっ!!冴子」走ってきたせいか、いつものよれよれのコートが、さらに着崩れ。額に降り懸かった少し伸びかけの前髪が、汗でぺたりと張り付くのを、うるさそうにかきあげる。そんなだらし無い姿まで好もしいんだから、惚れた弱みは何とやら…ね。「お・そーいっ!!何分待ったと思ってるの?」ホントはそんなコト、カケラも思っちゃいないクセに、強がって拗ねてみたり。長女として何かと我慢と期待を強いられてきたせいか、こんな風に甘えを含んだワガママを言える相手の存在が限りなく嬉しくて。そして…何だかちょっぴり、くすぐったくて。

「すまん…今日の桜、キャンセルにしてくれ」「…え?」見れば走って来ただけじゃない、何だか切羽詰まった顔をしてて。「何か…あったの?」「妹が…香が」「香さん…?」警察学校時代からの仲だから、彼の家庭のコトは聞いている。お母様を早くに亡くされたコト、警察官だったお父様が殉職されたコト。高校生の妹さんが一人いるケド、実は血の繋がりはないってコトも。いくら同期とはいえ、込み入った家庭の事情まで明かすようなコトは稀。だからココまで打ち明けてくれたってコトは、私のコト、少しは信頼してくれて…。身近な者として、許されてるのかな…って。そんなちょっとのコトが、たまらなく嬉しいの。でも…。

「香さん…どうかしたの?」「あぁ。大家さんから署に電話があって、熱出して倒れたらしいんだ」「まぁ…」「普段は健康が服着てるようなヤツなんだが、時々無理して、イキナリぶっ倒れちまうんだ。無茶すんなとは言ってるんだが…」苛立だしげに唇を噛むけど、その目に浮かぶのは心配の色。心はもう、香さんの元に飛んでしまってるみたい。「兄妹二人きりだろ?俺に迷惑掛けないようにしてるのがわかってるから、俺も強く言えないんだが…」そう言って、キリと爪を噛む。みっともないから止めようとしてるんだ…って、言ってたケド。なかなか直らないそのクセが、香さん絡みだというのが、何だか胸にチクリと刺さった。

【2010/04/14 17:19】 | 未分類
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と、どこぞのプロレスラーじゃないケド、なかなかに散々な一日でした。朝からドタバタ。落ち着いたと思ったら、帰りがけに更に輪をかけられて…。無事に一日が終わる平和のありがたさを噛み締めました。くすん(T_T)

そんなワケで、冴子さんネタ、読み返す気力がないのでごめんなさい。明日には必ずUPします。代わりというワケじゃないケド、休憩中、何年も放置してた会話劇に枝葉をつけてたら、かなり楽しく進みました。近い内にUP出来るまでになるといいな。

今日は黒星だったみたいですね。気力体力ともに低下気味だケド、明日は今期初観戦!!頑張って応援してきますっ!!

【2010/04/13 22:29】 | 未分類
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イキナリ前日比、半分の気温てのはやめて欲しいですね。吐く息が白いデス。フロアが人の熱気と湿気からくる蒸し暑さだったのに、外はぶるぶる震えるほど。これで風邪ひいたら、洒落にもならんて。(爆)

冴子さんネタ、いい感じに剪定&接ぎ木出来てきました。あと少し。最終チェックして、明日にはUP出来るといいな。

>Sさん
こんばんは。例の快勝、見てましたか。たまらなかったですよね。最高っv私も途中で他番組見たかったのに、切り上げられませんでした。まぁ、白星手にしたら、文句は言えませんけどね。(笑)

【2010/04/12 22:18】 | 未分類
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新年度に入って最初の週末のせいか、新しいものを買い揃えようというお客様がどっさりこ。わいわいがやがやと騒々しく、二酸化炭素MAXで気分が悪くなりました。

デーゲーム。今日もめでたく快勝のようですね。悲しいケド、キムタクのコトでチームが一丸となってるんだなぁと、しみじみ感じます。そう、負けるワケにはいかないのよ。秋にはみんなで、墓前に優勝旗を見せにいこうね。

桜ふぶきの冴子さんネタ、あと少し。最終コーナーに入ったら、冴子さんがぽつりx2と語り出してしまい、どう収拾つけようかと考え中。頑張りマス!!

【2010/04/11 22:02】 | 未分類
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ビスケットが…じゃなくて。親知らずのポケットに食べカスが妻って痛いのよ~(T_T)もう十年くらい前からのコだけど、そのまま成長しないから放置してるんだけど。時々こうしてポケットに異物が挟まると、痛くてたまりません。歯磨きしても微妙だから、爪楊枝とかが必要なのよね。困ったモンです。

今日は告別式。その間、BSで懸命に応援してました。あの8回裏は素晴らしかった!!野球はまさに2アウトから。越智が自らのバットで道を切り開くなんてねv一挙7得点にはビックリでした。キムタクも驚いてたんじゃないかな。今年は特別なシーズンになりそうだから。いつも以上に全員一丸となって、秋にはしっかり優勝報告しようね!!

【2010/04/10 20:58】 | 未分類
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飛石で、また明日お休み。だからなのか、あまりエンジン掛からないままに一日が終わっちゃったような…?(笑)どのみちあさっても日曜から、メーカー問い合わせは出来ないし。こうるさいお客様をあしらいつつ、ただひたすら発注取るか。(苦笑)

昨日のお花見でのネタ、かなりハイスピードで仕上がりつつあります。久々の冴子さんなんだけど、かなりかわいく、かなりしっとりと、いつもながらよくわからないコトに。(苦笑)槇ちゃん絡みだと、どうもねー。でも、イベントでR&K書きまくってたので、久々にいいリフレッシュさせてもらってマス♪

…で。虎退治はうまくいったのに、何で竜退治に手間取ってんの?(爆)

【2010/04/09 20:05】 | 未分類
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春。諸事情から通勤経路を変えたトコロ、電車内から見える桜が気になって。お休みの今日は定期片手にお花見してきました。

早くも所々は葉桜だったケド、風に舞う桜ふぶきにうっとりv春の名残を惜しみつつ、桜ふぶきでひとネタ作った私って偉い?(笑)帰りの電車でカタカタと。桜が完全に散る前に、頑張ってUPします!!

そして帰宅後はTV観戦。うっ(内海)ちゃんにヒヤリとさせられたケド、無事連勝。後半に力尽きず、ちゃんと追い上げる力があれば大丈夫!!坂本&松本コンビに続き、今年はイキのいい長野に期待デスv

【2010/04/08 22:59】 | 未分類
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フロアが熱気にもまれてたケド、外は寒くって。仕事でバタついて瞬時忘れてたキムタク死去の報を思い出して…また泣けてきたり。外も寒いケド、心も寒いね。

携帯から戦況チェックしたら、9回、3vs0で勝ってるみたい。さすがに今日は負けられないよね。頑張れ、みんな。私も帰ったら、しっかり泣かせてもらうよ。

【2010/04/07 20:59】 | 未分類
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遅番の出勤準備してたら、キムタクが今朝未明、旅立ったとの一報に思わず泣いてしまいました。またあの笑顔を見られるて祈ってたのに…っ!!でも、頑張って頑張って、頑張り抜いたんだよね。お疲れさま。今日は寒いケド、天国はあったかいだろうから、ゆっくり休んでね。(泣)

そんなワケで、いつもの友人Iさまと即メール。14日のお休みのvs阪神戦、チケット取りました。今年初の観戦。キムタクが育てたかったGを、しっかりと見届けて来ますっ!!

【2010/04/07 10:33】 | 未分類
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食後、いつものとおりソファにごろりと横になってたら、洗い物を終えた香がとことことやって来た。「ねぇ、リョウ。美樹さんトコに来てたお客さんの話しだと、新宿御苑前の桜、そろそろ五分咲きなんですって。お天気もいいし、お花見に行かない?」「んぁ~?」ちらと見上げれば、カーテンの向こうの空は青く澄み、ぽっこりとした雲が緩やかに流されていて。冷たさを無くした柔らかな風が、カーテンを弄ぶようにひるがえしていた。確かにいい天気だが…何もこんな日に、わざわざ人込みの中に出向くコトはあるまい。「ん~…だりぃ。みんな同じように考えてるヤツらばっかで、混んでるだろ。…パスッ!」「えぇ~っ?!年寄り臭いわねぇ。アンタ、万年ハタチなんでしょ?普段言ってるコトと違うわよ?」「いーの、いーの。万年ハタチだろうが、ヤなモンはヤなの」

ぷぅとふくれる香を無視して、再び気持ちよいまどろみの中に目を閉じようとしたが、香の突き刺さるような視線が痛くて眠れやしない。「ねぇってばぁ~」と、ソファの前に座って俺の身体を揺すり、しつこくねだる香にため息まじりに目を開ければ。その茶色いくせ毛に、淡いピンクの花飾りを見つけた。「…花見なんて、わざわざ新宿御苑まで行かなくたって、ウチで出来るじゃねぇか」「…え?」大きな瞳をぱちくりとしばたかせる香にくすりと笑いながら、猫毛に絡み付く桜の花びらをすくってやった。先日、近所にOPENした花屋が、開店祝いに先着順に配っていた桜の植木。小さな鉢だったが、なかなかの枝ぶりで。ベランダに置いといたトコロ、このところの気温上昇に、あまたあった蕾がいっせいに花を咲かせていたのだ。

「まぁ、確かに…」「…だろ?」にやりと笑えば、不承不承ながら香も笑みをこぼす。まだまだ小さな桜だが、枝ぶりはそれなりのモノで、早くも後々デカく、立派な大木になりそうな片鱗を見せている。そしたらもちろん、香の手にゃ負えないし。そうなる前、こっそり近くの公園にでも植えてやるか。ただ、それまでは、まだ数年。ココで二人、その成長を見守りながら、春の訪れを愛で。また共に春を迎えられたコトを感じられたら…それだけで十分。"シアワセ"…って、そーゆー小さなモンなんじゃねぇ?

「ふふ…リョウにも…ほら。花びら」と、言って。俺の頭に飛んできた桜の花びらを、スッと掬い上げ。形のいい顎をしならせ、掌に乗せたそれを、ふぅと吹き飛ばす。香の甘い吐息に掬われた花びらが、ベランダからの風も手伝って、ふわりと部屋の奥まで舞っていった。先程まで洗い物をしていたせいか、清潔な石鹸の匂いがふわりとただよう香は眩しいくらいで。その突き出されたかわいらしい唇にしばし見惚れてたら、俺の視線に気付いた香が、恥ずかしそうに微笑んで。そのくせ、逃げるコトなく、その白く細い指先で、ゆっくりと俺の髪をすきはじめる。地肌に触れるか触れないかというその絶妙のタッチが、絶妙に心地よい。のどかな春の昼下がり。穏やかな風と、しっとりとした指先と。石鹸の匂いと、香自身の甘い匂いとにうっとりと目を閉じて。やがて訪れた心地よい春のまどろみに、ゆっくりと身を沈めていった。

【2010/04/06 22:17】 | 未分類
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